ふるさとだより

日本の神話

2013/01/09

 世界的な歴史学者として知られるアーノルド・トインビー博士は「12,3歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる。」と述べています。終戦後、連合国は日本が将来にわたって二度と刃向うことができないように、日本人と神道の関係を断ち切り(伊勢神宮近くにある神宮皇学館大学は、戦後マッカーサー司令により廃校となりました。昭和26年復興運動がおこり、昭和37年皇学館大学として復活しています。)、建国と神話の教育をやめさせ、日本人の心の中から日本人の精神を抹消しようと、つまり骨抜きにすることを目的としたのです。

 年長児は、発表会が終わってからは午前午睡をなくしています。昼寝の必要はないですし、小学校に備えて、この午睡の時間に、カルタやゲームなどを通して、文字や数字に触れたり、コミュニケーションをより図るために、みんなで協力すると楽しいこと等を含めて、卒園までの3か月を、大切な時間として過ごします。

その遊びの前に、本を1,2冊読んでいます。昨日からは神話です。これは以前にも一度読んでいますがCDによるお話で、効果音等が入っているので、特に真剣に聞くことができます。神話の中には、種々の教えも織り込まれているので、必ず触れるようにしています。

みんなの声

2013/01/08

 園舎改修で、引っ越ししたままになっていた一部の荷物の片づけがやっとできました。

写真にある緑色の≪みんなの声≫と白字で書いたBOXは、“ご意見箱”です。半年ぶりに出てきました。

みなさんの声を参考に、より良い園を目指したいと思います。苦言箴言ももちろん結構ですが、たまには良いところなども入れて頂けたら、もっと頑張っちゃうと思います!

どうぞ、この≪みんなの声≫を活用してください。

七草粥

2013/01/07

 春夏秋冬ある日本では、季節の変わり目が訪れるたびに、植物を用いて病気や災いから身を守る風習があります。「七草粥」もその一つです。旧暦の1月7日は現在の2月、野草がいち早く芽吹き始めるころです。そのみずみずしい生命力にあやかって七草を食べることで無病息災を祈願してきました。そればかりでなく、おせち料理で疲れた胃を休め、冬場に不足しがちな栄養素を補うという効用もあるのです。日本人の知恵というのは素晴らしい…と今更ながら思います。(春の七草・・・せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)

園でも玄関のサンプルケースには、昼食とおやつ(七草粥)が見本に置かれています。テーブルの下部には、栄養士が、七草を展示してくれました。

子ども達は、今週は正月遊びをして過ごします。

森のおへや

2013/01/04

 あけましておめでとうございます。今年も各クラスのブログ同様、ふるさと便りをよろしくお願い致します。

毎年月刊誌『ランナーズ』の1月号にダイアリーが付録になっていて、日々の㌔数や体調を記録しています。毎年1月2日から走り初めをしていますが、今朝早朝ジョグ後、ダイアリーを数えてみたら、18冊目に入っていました。健康維持・体力維持に、いつまで続けられるかわかりませんが、できるところまで継続して行こう!と、あらためて心に誓った次第です。

さて、この写真は3~5歳の異年齢クラスの子ども達が、運動遊びをしたり、午前午睡をする部屋です。、時には講演会やコンサートに使用します。手前には引き戸がありますが、引き戸を全開にすると、だだっ広~いオープンスペースにもなります。つまり、多目的ルームとして活用しています。そこでこのスペースを本日≪森のおへや≫と呼ぶことを子ども達と決めました。今後、講演会などの案内には、≪森のおへや≫とあるときには、一番奥のこのスペースになりますので、お知らせします。3方の窓からは“鎮守の森”が顔をのぞかせています。どうぞよろしく!

今年一年無事に過ごせました!

2012/12/28

 今日は玄関の神棚をきれいにして、お札を替え、入口のステンドグラスの下に(和洋折衷ですが)笑う門には福来りの“笑門”のしめ飾りを取り付けました。

今年は1月~6月までの半年間、園舎の耐震化と大規模修繕工事で、基礎や壁は残したものの、内部のほとんどを大改修したので、大掛かりな工事になりました。借園舎を建てずに実施したので、引っ越しを重ねながら、なんとか乗り切れましたが、その間設計士さんはじめ工事担当者の方々の細かい安全配慮のお蔭もあり、無事故だったことは、本当に神様に感謝です。

スタッフや保護者や周りの人たちに恵まれて、子ども達と楽しく過ごせていることに心から感謝しています。いろいろとありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。来年もこのしめ飾りのように、笑いの絶えない年になりますように・・・。