ふるさとだより

お味噌作り

2013/01/31

今日は年中・年長さんにお味噌作りのお手伝いをしてもらいました。

大豆を潰すところから見学し、塩・麹・潰した大豆を混ぜたものを、得意の団子にしてたくさんケースに入れてもらいました。子ども達と作るのは初めてなので、どんなお味噌ができるか楽しみです。2か月程度で食べられるようになりますから、年長さんは卒園間近にお味噌汁で味わうことができるでしょうか・・・。

それにしても昔の人は、梅干にしても納豆にしても、味噌や醤油にしても、良く考えたものだと、今更ながら感動致します!この日本人の知恵を受け継いでいかなければなりません!感謝、感謝です。こういう発酵食品を日頃から食することで、病気から守られてきたのだと思います。お家でもお味噌作りに挑戦してみませんか?そうすると毎朝欠かさずお味噌汁を作るようになるし、感謝していただけるようになります。やはり朝ごはんは不可欠ですし、ご飯とみそ汁でないと脳が働かないのです。

あるクラス日誌から

2013/01/30

感動した内容があったので、紹介します。

≪・・・年少のK君が年少のMちゃんのコップに過って手をかけてジュースをこぼしてしまった。それを目の前で見ていたAちゃんは特に何もせず「ジュースこぼれちゃった!」というだけだったので、少しショックだな・・・と思っていたら、年長のS君が雑巾を持ってきて、床を拭いてくれ、YちゃんがMちゃんにテーブル拭きを渡してあげ、B君がジュースを持っていき、Mちゃんについであげた。この連携プレーをとても頼もしく思えた。≫

≪・・・年長のT君は、特に年少さんにやさしく人気者。以前の芋煮会の話だが、T君のおばあちゃんが「おばあちゃんは、歯が抜けちゃってるし、髪も白いから芋煮会には行かなくていい?」とT君に尋ねると、T君は「どんな姿でも、おばあちゃんは僕のおばあちゃんだから来て!」と言ったといいます。≫

元気な心を育てるための“元気UPセミナー”開催

2013/01/29

昨年から始めたこのセミナー。先週の土曜日、年長児親子が“森のお部屋”で1時間(10時~11時)、有意義な時間を過ごしました。(講師は平塚和史先生)

日本の子どもは、“自己肯定感”が最も低いと言われています。子どもの話をきちんと聴いてあげること、誉めること、は、この自尊感情を培うのに欠かせないことなのです。

誉められると→うれしい→居心地が良くなります。居心地が良くなると、前向きになれ、自信と余裕が生まれると言います。これが元気な心に育っていくのですね。

誉めると言っても、苦手な親もいるでしょう。そういう時はただ驚いて「おーっ」というだけでもOKだそうです。それと子どもを認める時の3つのルールとは、①話すときは子どもの顔を見る。②「でも」や「なんで」「だから」は使わない。③子どもが話すことを頭の中で想像しながら聞いてあげる。・・だそうです。

そのほか、みんなの前で子どものいいところを親が話したり、サイコロゲームをするなど、子ども達は最後まで座っていられたことで、また誉められて、自信につながったことと思います。 親と子がいい関係でいられることが何より大切なこと。共に過ごす時間を大事にしたいです。  

『地球の秘密』

2013/01/28

坪田愛華さん(当時島根県の小学6年生)は、環境問題について調べまとめるという国語の課題を、得意の漫画で表現し、平成3年12月25日この『地球の秘密』が誕生したそうです。しかし、この作品を完成させた僅か数時間後に突然、脳内出血で12歳という短い生涯を閉じたということです。

その後、ご両親がコピーをし学校に配布したそうですが、半年後はニューヨーク国連本部で行われた「第1回国連子供環境絵画展」でパネル展示、同時期リオ・デ・ジャネイロ開催の「地球サミット」でも紹介されました。それから急速に広まり、平成5年6月には「国連グローバル500賞」を受賞。(これは子どもに与えられたのは世界初だそうです。)さらに、英語・中国語・アラビア語・フランス語・ハングル語・モンゴル語など11か国語に訳され、60万部という環境絵本としては空前の部数が発行されているということで、感動の輪はさらに広がりそうです。

愛華さんは、この本を作った感想を次のように述べています。・・・・≪この本を作って、私はアフリカや東南アジアの人のことを考えました。東南アジアなどでは、私より年下ぐらいの子でも働いています。勉強もできなくてかわいそうです。そういうことがなくなるには、戦争をなくしたりすることが必要だと思います。私は学校へ行って勉強ができるし、帰る家があって幸せです。私はもっと勉強して、富める国や貧しい国の差をなくしたいです。私は医者になっていろいろな人の命を助けたいと思います。これは環境についてなんだけれど、私一人ぐらいという考えはやめようと思います。それを世界中の人がすれば、一発で地球はダメになると思います。みんなで協力しあって、美しい地球ができればいいです。≫ 

まさに命をかけて作り上げた小学6年生とは思えない内容です。私たち大人ももっと真剣に環境のことを考えなければならないと思います。   

ラ・ポールしもつまへ

2013/01/25

毎年1月下旬のお誕生会に“五行の舞”を披露しに、ラ・ポールしもつまを訪問しています。

1回目が終わると、“アンコール”の拍手が止まず、子ども達にもう一回できるかどうかを確認すると、快諾。2回目の方が上手にでき、気分のいいところで、お年寄り一人一人と握手してご挨拶。普段はまったく手も出さないという方が、自ら握手を求めたり、思わず涙する方もいて、とても和やかな雰囲気で施設を去ることができました。子ども達は大人気で、介護の方や事務の方まで握手を求めてくるというほど。普段表情の硬いお年寄りを笑顔にしたり、泣かせたり・・・。子どものエネルギーって凄いことを改めて実感するとともに、子ども達と日々共に過ごせることにあらためて感謝した日でした。