ふるさとだより

玄関前が一気に春になりました。

2013/03/08

昨日からぽかぽか陽気・・。花粉症の方にとっては苦しい時期になってきたようです。今日は午後、花のボランティア推進委員の方々が、引率の市役所のお兄さんと共に、パンジーの苗をたくさん持って、いらして下さいました。年長児がシャベルでプランターの土に穴を掘り、苗を植え、水をやり、玄関前に並べるのを、丁寧に手を添えたり、見守ったりと優しくかかわって下さいました。

2年に一度の割合で来ていただいているのでは…と思います。ありがたいことです。従来ならプランターの腐葉土も持って来て頂いていましたが、今回は、自前の“生ごみリサイクル土”を使ったことは言うまでもありません。

お礼に、森のお部屋で“五行の舞”を観て頂きました。

「木」という詩

2013/03/07

田村隆一氏の「木」という素敵な詩にであったので、紹介します。大自然の命のメッセージを感じられるような気がします。

≪木は黙っているから好きだ     木は歩いたり走ったりしないから好きだ    木は愛とか正義とかわからないから好きだ

 ほんとうにそうか  ほんとうにそうなのか

 見る人が見たら  木は囁いて(ささやいて)いるのだ  ゆったりと静かな声で  

 木は歩いているのだ  空に向かって     木は稲妻のごとく走っているのだ  地の下へ

 木は確かにわめかないが  木は   愛そのものだ  それでなかったら小鳥が飛んできて  枝にとまるはずがない

 正義そのものだ   それでなかったら地下水を根から吸い上げて   空にかえすはずがない

 若木  老樹  ひとつとして同じ木がない   ひとつとして同じ星の光の中で  目ざめている木はない

 木  ぼくはきみのことが大好きだ≫

同時に、毎年年長児に読んでいる『大きな木』(シルヴァスタイン 篠崎書林) を思い出し、卒園までにはもう一度読んであげたいと思った。 

畑の土づくり

2013/03/06

今日は子ども達に野菜くずを持ち寄ってもらって、年中・年長児、土に帰す作業をしました。

①畑の菌ちゃんが食べやすいように、細かく手でちぎります。②足で踏んでもっと細かくします。③EMボカシとよく混ぜ合わせます。④畑に散らし、畝にして、ビニールをかぶせました。

子ども達は生ごみを汚いものとは思っていないようで、平気でちぎり、ボカシも「いい匂い!」としっかり混ぜていました。

人間らしい食の営みというのは、「栽培」「料理」「共食」の3つがいわれています。元気野菜栽培はは土づくりからです。・・・4日後に菌ちゃんがどうなっているか、楽しみです。

「食後に眠くならない食べ方」って?

2013/03/05

今日は24節気の啓蟄です。土ごもりをしていた虫が動き出す頃をいいますが、同じ日本列島でも北の地方はまだまだ寒さが厳しいようでも、南の地方では、穴の中から這い出す虫もいるかもしれません。

私は研修会に行くとなるべく前の席で聞くようにしていますが、昼食後は眠ってしまう恐れがあるので、最前列は控えてしまいます。なので、この見出しを見たとき、感動すら覚えました。『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』で小林弘幸氏が次のように書いています。

“食後に眠くならないポイントは2つ。1つは、「食前に300~500cc程度の水を飲む」こと。もう一つは、「腹八分目の量をできるだけゆっくり時間をかけて摂る。」ことです。”つまり、“食事をすることで、交感神経が一気に高まりますが、食後、消化器官が動き出すことで、一気に副交感神経優位に「急転換」します。実は食後の眠気はこの急転換が原因なのです。”ということです。 今度実践してみようと思います。

つまり

シンボルツリー

2013/03/04

園庭中央にあった“ソヨゴ”が園舎改修工事後から元気がなくなって弱ってしまいました。そういう時に、守谷の業者の方がたくさん銘木を神社に寄贈して下さったのです。その中の1本“キンキャラ”を、“ソヨゴ”の跡に植えて頂きました。

“ソヨゴ”は、学童クラブの“ゆめの森”に移植されました(中央の木の右側)。“ソヨゴ”のように上に伸びる木は、似たようなまっすぐ伸びる木と一緒に植えた方が元気に育つのだとか・・・。震災前にこの“ゆめの森”に園舎の建替えを計画し、樹木を何本も伐採してしまいましたが、守谷の業者さんのおかげで、緑が蘇りました。園庭の“キンキャラ”は、保育園創立35周年記念樹として、また中央ゆめの丘の楠(クスノキ)に次ぐ第二のシンボルツリーとして、どっしりと子ども達を見守ってくれる風格を備えています。