ふるさとだより

菌ちゃん元気野菜が広がりますように・・

2013/07/12

昨日EMボカシ作りにいらして下さった、かすみがうら市の飯塚敏夫氏は、菌ちゃん元気野菜を作っていらっしゃいます。農薬は一切使いません。高齢化している農家では、草取りでも手入れでも大変なので、1回除草剤を撒けば、ず~と効果があるものや、ネオニコチノイドなど回数が少なくて減農薬と言われるものを、手軽に使ってしまっていると聞きます。しかし、ネオニコチノイドは回数は少なくしても(減農薬とうたっています。)内部まで入り込む強力なもので、“神経”を犯してしまうと言う恐ろしい農薬のようです。これが名前を変えて(?)かなり出回っていて、現に、関東地区でも、麻痺を起している子どもも出ているという情報もあるほどです。こんなことでは日本の将来が危ないと思いませんか?

写真は、園庭の畑と、調理室裏のゴーヤのグリーンカーテンです。園庭の畑は生ごみとボカシを混ぜたものを投入した畑です。ゴーヤは厨房裏で、生ごみとボカシを混ぜた残飯にブルーシートをかけて、リサイクル土を作っていますが、その土でグリーンカーテンにしたものです。やはり土が菌ちゃんいっぱいの状態になっていれば、虫がつかない野菜の栽培が可能なのです。現在EM栽培のお米や、人参、ジャガイモなど可能な範囲で食材を購入していますが、まだまだ全部を賄うまでにはいきません。子ども達の為に、近隣の方で、“菌ちゃん元気野菜”を作って下さる方はいらっしゃいませんでしょうか?

EMボカシ作り

2013/07/11

今日は、かすみがうら市在住の飯塚敏夫氏(NPO法人関東普及協会理事)が、ボカシ作りに必要な攪拌機を持参して下さり、ボカシ作りを教えて頂きました。

指先活動の時間だったので、以上児の子ども達が、米ヌカ・モミガラ・EM活性液を、手で混ぜ合わせることを体験しました。そのあと機械で30分ほど攪拌し、樽に入れて2~3ヵ月熟成させて出来上がりです。

このボカシは、毎日の調理室から出る生ゴミと混ぜて、リサイクル土を作るのに欠かせない物です。又畑づくりや取った草を処理するのにも使えて、当園では1年間で70~80キロくらい使います。小分け袋を購入するのは高くつくので、まとめてこのように作れれば理想的です。今日は飯塚さんのお蔭で、110キロのボカシができました。熟成したものは3年くらいは使えます。飯塚さん、ありがとうございました。

夏の風物詩“びわ”

2013/07/10

境内のビワの枝を、神主さんがおろしてくれました。玄関に飾ったり、プール遊び後、みんなで食べました。ビワの効用が書かれたものがあったので、以下掲載します。びわは、昔から魔法の木

 なんと3千年も昔から、涅槃経(ねはんきょう)などインドの古い仏典の中に、びわは大変優れた薬効を持ち生きとし生けるものの万病を治す植物として登場します。びわの樹は「大薬王樹」、びわの葉は全ての憂いを取り除く「無優扇」と名付けられていたことからも、その癒しの力の絶大さが、すでにこの頃からあまねく知られていたことがうかがわれます。日本でも古くは奈良時代、天平2年に光明皇后がつくられた「施薬院」、これは貧しい人々や病気の人々の救済施設ですが、そこでびわの葉の療法がもう行われていたのです。  この古い療法は、びわの葉を焦げない程度にあぶって、2枚あわせて両手で10回ほどすり、1枚ずつ手に持って熱いうちに患部を摩擦するという、素朴なやり方だったようです。それ以来、全国のお寺にはびわの木が植えられ、難病に悩む衆生を治療してきたのです。
 
ガンさえも治るびわの葉療法の威力

 びわの葉には、ブドウ糖、蔗糖、果糖などいろいろな成分が含まれていますが、その中のアミグダリンという物質が薬効成分なのです。そしてこのアミグダリンが、ビタミンB17になるのです。  ガンに画期的な効果があるとして、今、国際的に脚光を浴びているこのビタミンB17こそ、びわの葉の驚くべき効果の主役でもあるのです。  このビタミンB17は、体温と共に暖められると浸透して、細胞の中にまで入っていき、炎症やガン細胞も治してしまうほどの力を発揮します。  そのため、びわ葉温灸療法で、もぐさと共に圧力を加えて血行を促すと、酸素を補給すると共に血液を浄化してくれます。汚れた酸性の血液は、あらゆる病気の原因とも言われますが、ビタミンB17はこの酸性血液を、健康な体の持つ弱アルカリ性の血液に浄化する働きがあることが、すでに証明されています。
 

“重層”と“クエン酸”

2013/07/09

お掃除に重層は良く使いますが、クエン酸との使い分けたほうが効果的・・・ということを恥ずかしながら昨日知りました。・・・さて、では、どのような汚れに「重曹」「クエン酸」を使ったらよいでしょうか。化学薬品を使った方が手っ取り早いですが、環境にやさしいものを使った方が絶対にお勧めです!

重曹はアルカリ性の性質を持っているため、台所の油汚れ、皮脂、手垢汚れ等、酸性の汚れを落とすのに向いています。水に溶けにくい性質なので、研磨剤として使えます。また家の中あちこちの消臭剤もつかえるということです。冷蔵庫の中、生ごみのゴミ箱、排水口、下駄箱等あちこちに使えるようです。

(約コップ一杯の水道水に小さじ一杯の重曹を入れて溶かすだけで重曹消臭スプレーができあがります。重曹は、一般の芳香剤のように強い香りで悪臭を隠すのとは違い、イヤな臭いを中和する働きがあるので、重曹消臭スプレーをスプレーしておくと悪臭そのものが無くなってしまいます。直接重曹パウダーをかけられないものには、重曹を半紙などに包んで入れておくと良いでしょう。)

クエン酸は酸性の性質を持っており、シンクのカルキ汚れ、水垢、湯垢などアルカリ性の汚れを落とすのに向いているそうです。

皇后陛下御話

2013/07/08

 先週4日のブログで、里みち子さんのお話の中の切手のアイディアを紹介しました。

里さんの講話の後で、感動したので感想を述べに行ったところ、出雲大社よりこの『皇后陛下お話』を贈って下さることになり、間もなく届いたのです。これにも感動でした。内容もとてもすばらしく、皇后陛下のお人柄にますます敬意を表します。

これは、皇后陛下が、平成10年第26回国際児童評議会(IBBY)ニューデリー大会の基調講演をなさった時のものを出雲大社で冊子にまとめられたものです。

皇后陛下が幼少期に出会った本の数々、思い出に残った本を紹介されて行く中で、幼い時に出会った本がいかに大切か・・・神話も含めてとても丁寧にお気持ちを現されていらつしゃいます。

本が子ども達の大切な友となり、助けとなることを信じます。そして子ども達が、自分の中にしっかりとした根を持つために、子ども達が喜びと想像の強い翼をもつために、子ども達が痛みを伴う愛を知るために、そして子ども達が人生の複雑さに耐え、それぞれに与えられた人生を受け入れて生き、やがて一人一人、私共全てのふるさとであるこの地球で、平和の道具となっていくために…と結んでおられます。…この冊子をご希望の方は事務室まで。