ふるさとだより

右回転と左回転で味が変わる?

2013/07/29

調理の際、炒めたり、かき混ぜたり、和えたり、すりつぶしたり・・と言った作業は、右回転と左回転では味も違うし、身体に入ってからの働きも違ってくる・・・のだそうです。

【全てのものが陰陽に分けられるように、自然界の動きは左右どちらかの回転に分けられます。お天気で言うなら、高気圧は右回転で、雨やら雪やら台風は左回転。ネジを回すときも、締める時は右回転で、緩めるときは左回転。

ネジの原理からも分かるように、右に回転しているものは中心に集まっていく動き。つまり求心性の力です。陰陽で言えば陽性ということになります。逆に、左に回転しているものは、外に広がっていく動き、遠心性の動きであり、陰性ということになります。

調理で考えると、右回転に混ぜたり、和えたりすれば栄養が集まって美味しさが増すけれど、左回転にすると、栄養も美味しさも外へ逃げてしまうというわけです。 ー『これを食べれば医者はいらない』若杉友子著より抜粋ー】

とにかく、調理の時の手の動きは“右回転”と覚えておいて、今日から実践しようではありあせんか!

玄米ご飯の炊き方

2013/07/26

私は玄米が好きで、酵素玄米を常食にしています。酵素玄米は、ちょっと特殊な炊き方をするので、すぐに実行ということはできないと思います。が、先日、つくばのマクロビオティックのお店で食べた玄米がとても美味しかったので、炊き方を教わってきました。まだ試してはないのですが、いかがでしょうか?白米は粕(カス)と書きます。分づき米にしたり、たまには玄米等、白米以外の食べ方をお勧めします。

炊き方(玄米・・・3カップ・水…米の量の1.3倍位・塩…3g)     ※玄米の水漬け時間 冬5~6時間 夏1~2時間

ゴミや汚れを取るために、2~3回軽く洗う水加減は1.2倍~1.4倍を目安にし、あとは好みで加減する。塩を一つまみ入れる。③強めの中火で点火する。おもりが激しく揺れ始め、シュウシュウ音がしてから1~2分後に弱火にし、そのまま更に25分~30分加熱。最後にもう一度強火にして直ぐに火を止める。④15分蒸らしてから蒸気を抜く。⑤炊き上がったらしゃもじでサッとほぐし、乾いた布巾をかける。(おひつにうつす)

行動力

2013/07/25

昨日、ある保護者から、園に入ってくる交差点が込み合うので、ロードミラーを調整してもらうのも一方法かも・・・というご意見をいただきました。    確かに駐車場に向かう道路は狭く、すれ違いができる場所が限られていますし、ミラーの見通しも良くありません。道路の幅を広げてもらうにはとても時間がかかることなので、取り急ぎ、昨日、市役所の消防交通課に問い合わせしてみました。当初、昨日はいらしていただけないとのことでしたが、雨の中まもなく視察に来てくださり、今日は、さっそくミラーの調整をしに来てくださいました。登校時毎朝この交差点で、大宝小学校の校長先生が交通整理をして下さったいるそうなので(ありがとうございます!)、ついでに校長先生にもいらしていただき、ご意見をいただきました。  昨日お迎え時に、様子を見ていましたが、ミラーを見ていない方が結構いらしたように思います。徐行運転はもちろんのこと、ミラーで確認したり、目視したり、一人一人のマナー、譲り合いの心が大事になってくると思いますので、どうかゆとりの運転ができますよう、お願いいたします。待っていてくださった方には必ず会釈する・・などの心の通い合った行為も忘れませんように。  すぐ対応してくださった、市役所のご担当者に感謝いたします。

父親を助けた“人”という文字

2013/07/24

 「博多通りもん」で有名な福岡の和菓子店の 秋丸由美子(明月堂教育室長)さんの記事に感動したので、以下紹介します。

【主人が肝硬変と診断されたのは昭和54年、結婚して間もなくの頃でした。
 「あと10年の命と思ってください」という医師の言葉は、死の宣告そのものでした。
 主人は福岡の菓子会社・明月堂の五男坊で、営業部長として会社を支えていました。
その面倒見のよさで人々から親しまれ、たくさんの仕事をこなしていましたが、無理をして命を落としては、元も子もありません。
私は「まずは身体が大事だから、仕事は二の次にして細く長く生きようね」と言いました。
しかし主人は「精一杯生きるなら、太く短くていいじゃないか」と笑って相手にしないのです。
この言葉を聞いて私も覚悟を決めました。
10年という限られた期間、人の何倍も働いて主人の生きた証を残したいと思った私は、
専業主婦として歩むのをやめ、会社の事業に積極的に関わっていきました。
 30年前といえば、九州の菓子業界全体が沈滞ムードを脱しきれずにいた時期です。
 暖簾と伝統さえ守っていけばいいという考えが一般的な業界の意識でした。

 明月堂も創業時からの主商品であるカステラでそこそこの利益を上げていましたが、
このままでは将来どうなるか分からないという思いは常に心のどこかにありました。

そこで私は主人と一緒に関東・関西の菓子業界を行脚し、商品を見て回ることにしました。そして愕然としました。
商品にしろ包装紙のデザインにしろ、九州のそれと比べて大きな開きがあることを思い知らされたのです。 あるお洒落なパッケージに感動し、うちにも取り入れられないかとデザイナーの先生にお願いに行った時のことです。
「いくらデザインがよくても、それだけでは売れませんよ。 それに私は心が動かないと仕事をお受けしない主義だから」と、簡単に断られてしまいました。
 相手の心を動かすとはどういうことなのだろうか……。
私たちはそのことを考え続ける中で、一つの結論に達しました。

それは、いかに商品が立派でも、菓子の作り手が人間的に未熟であれば、真の魅力は生まれないということでした。人づくりの大切さを痛感したのはこの時です。
 以来、菓子屋を訪問する際には、売れ筋の商品ばかり見るのではなく、オーナーさんに直接会って
その考え方に触れることにしました。
しかし、同業者が突然訪ねていって、胸襟を開いてくれることはまずありません。
行くところ行くところ門前払いの扱いでした。
忘れられないのが、神戸のある洋菓子店に飛び込んだ時のことです。
そのオーナーさんは忙しい中、一時間ほどを割いてご自身の生き方や経営観を話してくださったのです。
誰にも相手にされない状態が長く続いていただけに、人の温かさが身にしみました。
人の心を動かす、人を育てるとは、こういうことなのかと思いました。
いま、私たちの長男がこのオーナーさんのもとで、菓子作りの修業をさせていただいています。

全国行脚を終えた私たちは、社員の人格形成に力を入れる一方、それまで学んだことを商品開発に生かせないかと社長や製造部門に提案しました。
そして全社挙げて開発に取り組み、苦心の末に誕生したのが、「博多通りもん」という商品です。
まったりとしながらも甘さを残さない味が人気を博し、やがて当社の主力商品となり、いまでは博多を代表する菓子として定着するまでになっています。

「天の時、地の利、人の和」といいますが、様々な人の知恵と協力のおかげでヒット商品の誕生に結びついたことを思うと、世の中の不思議を感ぜずにはいられません。
ところで余命10年といわれていた主人は、その後も元気で働き続け、私も一安心していました。

しかし平成15年、ついに肝不全で倒れてしまいました。
手術で一命は取り留めたものの、容態は悪化し昏睡に近い状態に陥ったのです。
知人を通して肝臓移植の話を聞いたのは、そういう時でした。
私の肝臓では適合しないと分かった時、名乗り出てくれたのは当時21歳の長男でした。
手術には相当の危険と激痛が伴います。万一の際には、命を捨てる覚悟も必要です。
私ですら尻込みしそうになったこの辛い移植手術を、長男はまったく躊躇する様子もなく
「僕は大丈夫です。父を助けてください」と受け入れたのです。
この言葉を聞いて、私は大泣きしました。

手術前、長男はじっと天井を眺めていました。
自分の命を縮めてまでも父親を助けようとする息子の心に思いを馳せながら、
私は戦場に子どもを送り出すような、やり場のない気持ちを抑えることができませんでした。
そして幸いにも手術は成功しました。
長男のお腹には、78か所の小さな縫い目ができ、それを結ぶと、まるで「人」という字のようでした。
長男がお世話になっている神戸の洋菓子店のオーナーさんが見舞いに来られた時、手術痕を見ながら
「この人という字に人が寄ってくるよ。 君は生きながらにして仏様を彫ってもらったんだ。
 お父さんだけでなく会社と社員と家族を助けた。 この傷は君の勲章だぞ」
とおっしゃいました。
この一言で私はどれだけ救われたことでしょう。

お腹の傷を自慢げに見せる息子を見ながら、私は「この子は私を超えた」と素直に思いました。と同時に、主人の病気と息子の生き方を通して、私もまた大きく成長させてもらったと感謝の思いで一杯になったのです。】

今日は“大暑”

2013/07/23

 凌ぎやすかった日々もつかの間、蒸し暑さが戻ってきました。これからは日増しに暑くなっていくのでしょう・・・。思いやられます。

子ども達は暑さも寒さもなんのその。いつも楽しんでさえいます。

今日は大暑。大暑とは、暑さが最も厳しくなるという意味での、8/7の“立秋”までを言うそうです。立秋になっても名ばかりで、暑さは当分の間続きますが、暑いとばかり言っていないで、この暑さを乗り切っていかなければなりません。

そこで、500mlのペットボトルにハチミツを2cm位、EMW(柑橘系でオレンジ色の容器です。)を2cm位入れた後、水を肩まで注いで冷蔵庫(冬は温めて)で冷やして持ち歩きます。暑さ負け防止&疲れ取りドリンクの出来上がり!