入園したばかりの0歳児の「いちごぐみさん」です。
少しずつ月齢がちがいますが、これまでお家ですごしてきた体験もそれぞれちがいますね。ひとりひとりの毎日の様子と、お母さんと担任とのやりとりを繰り返しながら、食事の量や形状や、食べ方などを探っています。
でもやっぱり、「自分でお口に入れるのは、一味おいしさがちがうよ~!!」と、いうようないちごぐみさんの声が聞こえてきそうな「食卓」でした。
手づかみ食べは、よごれてしまい、片付けも洗濯も大変かもしれませんね。でも、赤ちゃんなりに、達成感があります。そして、手づかみの力の入れ具合を自分で学んでいくんですね。これはすごい学習です。力の入れ具合は、成長の段階の色々なところで必要となります。でも、これは理屈でなく「体験」なんですね。
これは、年長さん(今日は、ももぐみとぶどうぐみ)の、様子です。
給食の野菜くずや卵の殻を小さくして、畑の土づくりに役立てます。野菜くずの中から、キャベツの芯やにんじん・玉ねぎの切り落としたところをみつけ、「これが、野菜の生長点」・・・。栄養がいっぱい詰まっているから、できるだけお料理して食べちゃうけど、あとは、小さくして畑の「菌ちゃん」に食べてもらうんだよ。玉ねぎの皮や人参の皮にもいっぱい栄養があるんだよ・・・の話をしながら、楽しくはじめてのとりくみができました。
3月に人参と大根の生長点を水に浸したものも、元気な葉っぱを出してきました。みんなで、見て「すごいね~!」と・・・。
繰り返しの体験ですが、年長さんになりたての子ども達の心に何か伝わったものがあればと思います。
栄養士 箱守 美智子 記