14日(木)は0・1・2歳児の運動会を、15日(金)は3・4歳児の運動会を森のお部屋で実施。残念ながら保護者を招待できずに全園児&全職員で行うことになった。0歳児はなんと泣くことなく、頑張った。0・1歳は保護者がいない方が普段通りの、いやそれ以上の活動ができたように思える。(コロナが終息してからの参考になりそう・・。)演技する側も、見学する側もよくしっかり応援できていて素晴らしかった。16日(土)は年長のみの運動会を実施。保護者は各家庭1名とさせていただいた。年長児の張り切りは凄かった!全力で身体を動かし、走り、動きがきびきびしていて、予行練習の時より短縮してしまったので、最後のリレーはもう1回コールにこたえて2回おこなってしまった。2回目の走りは1回目よりも白熱し、こんな真剣な顔は見たことがないくらい全力でやり切り、負けた方は悔し涙を流した子も多かった。見ていた私は感動の涙・・・。できなかった連続逆上がり、飛べなかった跳び箱・・繰り返し繰り返し練習を重ねてできた喜び、頑張る力・・どれもこれもみんな子ども達の肥やしになっていくことだろう。
終了して所用があったので片付けもそこそこに出かけてしまい、誰もいない園庭に戻ってみると、十月桜が咲いていた。忙しくしていると四季を感じることがなく過ぎてしまう・・・と言われていたが本当にそうだと思った。
“秋来ぬと目にはさやかにみえねども 風の音にぞおどろかれぬる” 古今和歌集 藤原敏行
“ちはやぶる 神代もきかず竜田川 からくれないに みずくくるとは” 古今集 在原業平
日本人は、風の音で秋を感じ、川に映った紅葉の色で秋を感じる…こんな感性を持ち合わせいたんです。わたしたちもそうしなければ、子ども達もそうならない。 ※竜田川は紅葉の名所