ふるさとだより

嘉祥菓子 

2021/06/16

 6月号園だよりのつぶやき欄に“嘉祥菓子”のことをちょっと触れたら、厨房で忘れずに本日のおやつに作ってくれました。嘉祥菓子というものは、私も知りませんでしたが、コンサルをお願いしていたカグヤさんに教えて頂きました。水無月(本来は水月でしょうか・・・)は梅雨で湿気が多いため、昔から疫病がはやる時期と恐れられていたようです。国中に疫病が蔓延した平安時代6月16日にお菓子やお餅を神様に備えて、疫病退散と招福を願う“嘉祥菓子の儀”を行い、元号を「嘉祥」と改めたことに始まると伝えられています。    

 本来は和菓子ですが、今日のおやつは蒸しパン。でも、餡と抹茶の和のものを練りこんであるので、抹茶の香りがほんのり優しいしっとりとしてとても美味しかったです。コロナ退散と招福を願う本日のおやつでした。