ふるさとだより

大祓詞(おおはらえのことば)

2014/05/23

毎年6月と12月の末日には、大祓祭として、各神社では半年の罪・穢れをお祓いする行事があります。

確かにこの大祓の祝詞は、威力があります。

神社にはごく稀に、病院に行っても体調がよくならないから、お祓いをしてください・・といっていらっしゃる方がいます。霊に憑かれている・・などの場合が本当にあるのです。

もう7~8年前のことですが、沖縄旅行で霊に憑かれたからという方が、ご祈祷にみえました。一旦はおさまって帰られたのですが、夜中の11時頃、同じ方から電話が入り、まだ腰のあたりに子どもの霊が残っているから、すぐにお祓いして欲しい・・という事なのです。私は寝ている夫を起こしたのですが、お酒が入っているから明日の朝にしてもらって!というので、明日朝にして下さいと話したのですが、今夜眠れないから今からどうしてもとひかないので、(一応私も神主の免許は持っている)こうなったら私がやるしかない!と決心し、来社してもらい、拝殿にて祝詞を奏上し始めました。ところ、5分も絶たないうちに、バタン!と本人が倒れたかと思ったら、「今、出て行きました。ありがとうございました。」・・ということでした。

この体験があってから、やはりこの“大祓詞”はすごい!と実感しています。なので、気の乱れているような個所は、この祝詞を奏上して浄化しています。又、毎朝2回自分の部屋で奏上することを日課にしています。お腹の底から声を出すことは、腹筋を使い、代謝もよくなり体温が上がる感じがします。汗ばむ程ですから・・・。気分もとても落ち着きます。一石二鳥どころか一石三鳥です。