最近子ども達の姿勢が特に気になっています。小・中学校の授業参観に行くと顕著です。健康を維持するためにも姿勢はとても大切です。成長発育期の姿勢には特に注意を払わなければならないと言われています。なぜかと言いますと、5歳から14歳頃までは永久歯の萌出開始時期と歯列完成期に当たり、上の歯と下の歯のかみ合わせる位置が決まる時期だからなのだそうです。この時期に悪い姿勢を継続してそのままの骨格になってしまうと、見た目に悪いだけでなく、病気になりやすい身体を作ってしまう可能性があると言います。
正座は身体の中心を感じ自分で身体のバランスを診ることができますが、正座をする機会がなくなってしまったために、椅子の生活ではなかなか身体の中心を感じることが難しくなっています。当園でも異年齢クラスでは正座をする機会は多いですが、「腰骨を立てて座りましょう!」というと、まっすぐになりますが、だらしない座り方になってしまうこともあります。大人が手本を見せて、時々注意をして習慣化していく必要があると思っています。
今年最後のブログです。7月初旬にパートナーが体調を崩してから11月下旬まで、2度の入院と命の危険にも遭い、病院と職場と家と・・・慌ただしい日々が続きました。園の子ども達がいてくれたこと、支えてくれた職員達がいてくれたこと、家族の協力が得られたこと、多くの人が心配してくれて祈ってくれたこと等々・・・すべてがうまく回って助けて頂いた命だと、すべてに感謝して今年は終えられるような気がします。ありがとうございました。