調理の際、炒めたり、かき混ぜたり、和えたり、すりつぶしたり・・と言った作業は、右回転と左回転では味も違うし、身体に入ってからの働きも違ってくる・・・のだそうです。
【全てのものが陰陽に分けられるように、自然界の動きは左右どちらかの回転に分けられます。お天気で言うなら、高気圧は右回転で、雨やら雪やら台風は左回転。ネジを回すときも、締める時は右回転で、緩めるときは左回転。
ネジの原理からも分かるように、右に回転しているものは中心に集まっていく動き。つまり求心性の力です。陰陽で言えば陽性ということになります。逆に、左に回転しているものは、外に広がっていく動き、遠心性の動きであり、陰性ということになります。
調理で考えると、右回転に混ぜたり、和えたりすれば栄養が集まって美味しさが増すけれど、左回転にすると、栄養も美味しさも外へ逃げてしまうというわけです。 ー『これを食べれば医者はいらない』若杉友子著より抜粋ー】
とにかく、調理の時の手の動きは“右回転”と覚えておいて、今日から実践しようではありあせんか!