『安岡正篤活学一日一言』(致知出版)の2月19日に「名前」というタイトルがあります。そこには次のように書かれています。“子どもに名前をつけるということは、子どもに対して、かくなければならぬ、かくあれかし、という絶対的な意味を持たせて初めて命名であります。又子供もそうであります。親はまだ子供に対して命名らしい命名をするのですけれども、命名されたその子供が自分の名前の真の意義を知らない、というのが案外多い。親が教えないということもあろうが、せめて自分の名前がどういう意味かくらいは知っておいて欲しいものです。これは自分というものを本当に認識していない、把握していない証拠である。”
近年、 輝宙(ピカチュウ)、礼(ペコ)、英雄(ヒーロー)・・・などと、自分の子どもにこんな信じられない名前をつける親があるといいます。いかがなものでしょうね。