2013年 1月

”1月の誕生会☃”

2013/01/22

今日のメイン行事は、1月生まれのお友だちの誕生会でした。

毎月の誕生会は、子ども達一人一人にとっての特別な日となります。

誕生児は、年に一回のその日を心待ちにしておりますが、

他の子ども達にとっても、誕生児の保護者を招いての誕生会はスペシャルデーとなり、

朝からランチョンマットをランチルームに用意して、楽しみに待っています。

お当番さんは、朝から各テーブルセッティングに大忙しですが、

とても意欲的に取り組んでいます。

この日ばかりは、年少児・年中児もパジャマに着替えず午前寝に入り、ウキウキしながらもぐっすり眠り・・・・・

中には、興奮のあまり眠れない子もいるようですが。

目覚めの時間にはみんな飛び起きて、手洗い・トイレをすませて“森のお部屋”に集合です。

保護者の方々が、次々と来園して下さって、誕生会の始まり・・・。

誕生児のインタビューやら色紙のプレゼント

お楽しみの「お話しタペストリー」を喜んで見ていましたよ。

今日のお話しは、ジャックと豆の木、みんな真剣な表情で聞くことができました。

そして、会食の時間・・・・・。

今日の献立は、いもがら入り混ぜご飯・クレソンとちくわの胡麻和え・白菜のクリームスープ・みかんゼリー・いちご。

みんなで楽しいおしゃべりをしながら、美味しくいただくことができ、満足・満足といった誕生会でした。

1月生まれのお友だち、おめでとうございました♪

ひとみ:記

ならぬことはならぬものです

2013/01/21

今年のNHK大河ドラマ「八重桜」は、同志社大学を創建した新島襄の妻、八重の生涯を描いたものですが、八重が会津藩出身であることから、会津藩の厳しい掟が今、脚光を浴びています。

「ならぬことはならぬものです」ー人材育成を重んじた会津藩で、藩士の子弟にたたき込まれた「什(じゅう)の掟」。会津藩校“日新館”の心得で、人の道にそむくようなことは決してしてはいけない。ダメなことはダメ、理屈ではないのだ、という教えです。

同じ町に住む6歳~9歳までの藩士の子ども達は、10人前後で集まりを作っていて、この集りのことを会津藩では「什」と呼び、そのうちの年長者が1人什長(座長)となったと言います。毎日順番に、什の仲間のいずれかの家に集まり、什長が掟を一つ一つみんなに申し聞かせ、全て終えると、昨日から今日にかけて掟に背いた者がいなかったかどうかの反省会を行ったと言います。

1、年長者(としうえのひと)の言うことに背いてはなりませぬ。   1.年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。                         

1、嘘言(うそ)を言うことはなりませぬ。                1.卑怯な振舞をしてはなりませぬ。

1.弱い者をいぢめてはなりませぬ。                  1.戸外で物を食べてはなりませぬ。  

ならぬことはならぬものです。     

  こういうことを一人一人が守っていけばいいのでしょうが、まずはお手本となる大人の意識が大事ですね。      

年長さんのゴールデンタイム♪

2013/01/21

 

12月25日より午前寝がなくなった年長さん。

今日は午前寝の時間の年長さんの活動を紹介します。

まず、「森のおへや」にて年少さん・年中さんと一緒に清視さんのお話しタイム♪

その後、年少さんと年中さんは午前寝へ・・・

年長さんはももぐみのお部屋に移動し、またまた清視さんにちょっぴり難しい内容のお話をして頂きます。(今日は『もったいない』の環境のお話でした。)

お話しが終わると・・・文字のお勉強タイム!!

子ども達はやる気満々で、知っている文字でも1つ1つ丁寧に集中して行っています。

11時過ぎくらいには、帽子を被って外に出て遊びます。

広い園庭を年長さんのみで貸切です♪まさにゴールデンタイム!!

年少さん、年中さんの起きる時間になると、布団のお片付けを率先して手伝ってくれる優しい年長さんです。

このように、毎日「特別な時間」を楽しんでいる年長さんでした。          鈴木:記

言霊

2013/01/18

 大好きな犬のエルフィ。エルフィと男の子(ぼく)は一緒に大きくなり、ずっと一緒に過ごしました。エルフィは、ボクよりも大きくなり、次第に老い死期が近づきます。その様子を見たボクは寝る前に必ず「ずーっと、大好きだよ」と言ってあげます。その後エルフィは死に、ボクも家族も悲しみました。兄さんや妹もエルフィが好きで悲しみましたがが、毎晩「ずーっと、大好きだよ」と言っていたボクは幾分か気持ちが楽でした。ボクは今後何を飼っても、「ずーっと 大好きだよ」と言おうと心に決めたのでした。

・・・と、こんなお話です。同じ好きでも、声に出して気持ちを伝え続けることにより、心の交流や信頼関係の深化が図られる・・・と言うことが読み取れるのではないでしょうか。心の中で思っているだけでは相手に伝わりません。“声に出して気持ちを伝える”という行動は、日本古来から≪言霊≫という言い方をしてきました。辞典に言霊とは「言葉に宿ると信じられた霊力。発せられた言葉の内容通りの状態を実現する力があると信じられていた」とあるのです。

「大好き」の言葉かけはいっぱい浴びせたいですね。

「おかげさま」と「身から出たサビ」

2013/01/17

  山中伸弥氏(ノーベル医学・生理学賞受賞者)
             『夢を実現する発想法』(致知出版社)より一部紹介します。

≪この頃(中学生)、特に忘れられない思い出があります。
教育大学の学生さんが教育実習に来た時のことです。彼は柔道三段という腕前でした。
その人と練習で組み合うと、いとも簡単に投げられる。受け身を取って一本にされるのは悔しいので、私はちゃんと受け身を取らずに最後まで粘り、変な手の付き方をしてしまった。そのために、腕がボキッと折れてしまったのです。
実習の先生としてみれば、大変なことです。
部活動をしている最中に、生徒の腕を自分のせいで折ってしまったのですから。
その日の夜、慌てたように先生から電話がありました。電話を取ったのは母ですが、そばで聞いていると、先生は受話器の向こう側で平謝りをしている様子でした。しかし母はその時、こう答えたのです。
「いやいや先生、気にしないでください。 うちの息子の転び方が悪かったんだと思います。
 怪我したのはうちの息子のせいです。 明日からも気にせず、いろんな子を投げ飛ばしてください」
その時の態度は、わが親ながら立派だと感じたものです。
母親からはあまり教えられたことはありませんが、その出来事以来、私はいつも次のことを心掛けるようにしています。
何か悪いことが起こった時は「身から出たサビ」。
つまり自分のせいだと考える。
先生に投げられた時、自分がちゃんと受け身さえしておけば怪我をしなかった。
そのために三か月ほど柔道ができなくなりましたが、それも身から出たサビなのだと。
逆に、いいことが起こった時は「おかげさま」と思う。
確かに、自分が努力をしたためにうまくいくことはありますが、実はその割合は少なくて、周りの人の助けがあって初めて物事はうまくいくものなのだと思います。≫
こういう考え方って、素晴らしいですね。