数日前、「ネットで見たのですが、花さき山の楽譜を頂けますか?」との電話が入りました。だいぶ以前のブログで、『花さき山』という大ベストセラーの絵本にあわせた歌が作られていて、その楽譜を持っていますでご希望の方はお申し出ください。…としたんだと思います。今までに数名の方から問い合わせがあり、FAXにて送信させていただきました。ところが、いずれも学校の先生方だったのですが、受け取ったという電話すら入らず、とても寂しい気持ちになったものでした。『花さき山』の絵本を読んであげても、歌を歌ってもそんな心無い人に、子ども達の教育ができるのだろうか?とも思いました。 そこで、今回の方には「学校の先生ですか?」と伺ったところ、そうではないとの答えでした。定年を過ぎた方のようでしたが、絵本に感動し、いろいろと検索して行ったら、以前書いたブログにヒットしたということでした。
もちろんFAXして差し上げたところ、即、お礼の電話がはいりました。のみならず、本日、(松本の方でした)上高地の素敵な山並みの写真入りハガキで礼状を下さったのです。“大宝保育園の皆さんの心の中に、美しい花が一杯咲いていると思います。”などの温かいメッセージを添えて・・・。以前の経験から、一瞬でも疑ってしまったことを恥じ、今後は一期一会のつもりで、花さき山の花のように、一花一花咲かせていかなければ・・・と感じた日でした。