2012年 12月

今年一年無事に過ごせました!

2012/12/28

 今日は玄関の神棚をきれいにして、お札を替え、入口のステンドグラスの下に(和洋折衷ですが)笑う門には福来りの“笑門”のしめ飾りを取り付けました。

今年は1月~6月までの半年間、園舎の耐震化と大規模修繕工事で、基礎や壁は残したものの、内部のほとんどを大改修したので、大掛かりな工事になりました。借園舎を建てずに実施したので、引っ越しを重ねながら、なんとか乗り切れましたが、その間設計士さんはじめ工事担当者の方々の細かい安全配慮のお蔭もあり、無事故だったことは、本当に神様に感謝です。

スタッフや保護者や周りの人たちに恵まれて、子ども達と楽しく過ごせていることに心から感謝しています。いろいろとありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。来年もこのしめ飾りのように、笑いの絶えない年になりますように・・・。

今年最後のお弁当デー♪

2012/12/28

今日は、保育納め・・・そして12月のお弁当デーでした。

子ども達にとっては、朝からランチタイムが、いつもに増して楽しみな日です。

お家の方にとっては、腕の見せどころであり、我が子への愛情を込めて

気合いの入る朝だったことでしょうね。

どのお弁当も栄養のバランスも見た目もすばらしいお弁当がズラリ!

この日ばかりは日頃目覚めの悪い子も、午前寝からパッと起き上がり

お弁当にまっしぐらです。

大好きなお友だちと、前日から一緒に食べる約束をしている子もいたりして

ホールには幸せいっぱいの笑顔があふれていました♡

頑張ってお弁当作りをして下さったお家の方々、お疲れ様でした。

子ども達が、楽しく美味しく食べてくれたことが何よりのごほうび、励みですよね。

来年も、またよろしくお願い致します。

明日から年末・年始のお休みとなりますが、

どうか、ご家族皆さまで良いお年をお迎え下さい。

そして、来年もよろしくお願い致します。   ひとみ:記

もうすぐお正月

2012/12/27

今日は、我が園の女職人が「門松」の製作に取り組んでくれました。昨日のうちに竹などの材料は揃えておいたので、あっという間にこんな立派なオリジナル門松が出来上がりました。

玄関にも飾りつけを施し、お正月を迎える準備が着々と。明日は神棚のお札を替えて、“笑門”のしめ飾りと、お供え餅を飾り、龍の色紙をヘビに変えれば、すべて完了です。保育園は明日までとなります。

今日はおもちつき♪

2012/12/27

 

今年も残すところあとわずかとなりました。

子ども達は毎朝「寒いねー」と言いながら、園庭に出来た霜柱で遊んでいます。

さて、保育園では最後の最後までお楽しみがいっぱい♪

今日はお餅つきを行いました。

卒園児のおじいちゃんが毎年来て下さり、おもちつきの実演をして下さいました。

子ども達も「そーれ!!よいしょ!!」と大きな声で応援しましたよ☆

お餅つきを見学した後、子ども達は一人ひとり子ども用の杵と臼でもちつき体験!

自分たちでついたつきたてのお餅はおやつで頂きます。

子ども達のお餅つきの感想をお楽しみに・・・          鈴木:記

 

丸ごと受け入れる

2012/12/26

金子みすずさんの代表作は『私と小鳥と鈴と』と言われていましたが、東日本大震災以降は『こだまでしょうか』と言われるようになったそうです。金子みすず記念館館長の矢崎節夫氏は言います。以下も彼の言葉を借ります。

“「こだま」は相手を丸ごと受け入れるというです。「ヤッホー」って言ったら絶対に「ヤッホー」って返ってくるんです。「ばか」とか「うるさい」とか返ってこないわけです。・・・・かつて、私たちの周りにいた素敵な大人は、子どもが転んで「痛い」といった時に「痛いね」と言ってくれました。だからその痛さは半分になりました。でも残念なことに、20世紀のある時から、私たちはこだましない大人になりました。「痛くない」っていうようになりました。このお父さんなら、このお母さんなら愛してくれると思って生まれた子どもです。一方的に痛くないと否定し、泣くなといった時、言われた子ども達はどんな思いだったでしょうか。とても切なく、寂しく、悲しい思いの中で、でもそれを言うことができずに、全部自分の器に押し込んじゃったんです。その器がいっぱいになった時、彼らは何をしたかというと、一度その器をひっくり返したのです。

それを見た大人は何と言ってきたか。「なんであんないい子があんなことするんだろう。怖いね。」って。全部人のせいにしました。でも時代や社会、学校を変えたのは子どもではありません。多くの大人が相手に佇まずに、一方的に自分の言いたい言葉だけをぶつけてきたせいでそうなってしまったことに、私たちはずっと気づかなかったんですね。半世紀以上も埋もれたみすずさんが蘇ったのは、もう一度私たちに言葉の大事さを気づかせようとしているからだと思います。”

子どもを丸ごと受け入れてあげられるよう努めていきたいとあらためて思います。おとうさん、おかあさん、「あなたは私の宝物!あなたの全部を愛しているよ!」と言ってあげてください。世界中の子ども達がこんなふうに育てられたら、素敵です!