市販の“焼き肉のたれ”や“そばつゆ”等の“合わせ調味料”は、化学調味料とタンパク加水分解物です。こういう「タレ」や「ツユ」を使った食事では、アミノ酸の摂取バランスが偏り、ミネラルが不足します。又、冷凍食品や加工食品、精製食品にはミネラルは含まれていません。どうしてもミネラル不足に陥りやすいのです。必要なミネラルが不足すると、身体がミネラルを補おうとして際限なく食欲を出すので、肥満にもなりやすいと言われています。なので、“たれ”や“つゆ”を買うときには、まず化学調味料が無添加のものを探すようにしたいです。
自家製タレ、ツユの作り方紹介・・・・・基本となるタレは、醤油とみりんを同量用意し、ひと煮たちさせると、もう出来上がり。これはすき焼き・照り焼きに使えます。これにおろしにんにくと白ごまとごま油を加えると「焼き肉のたれ」になります。生姜焼きには、おろし生姜を加えます。生姜には肉を柔らかくする酵素が含まれているので、加工された市販のたれよりおいしく出来上がります。
「焼き鳥のたれ」は、基本のたれをとろみが出るまで煮詰め、コクと香りが増してから使うといいようです。これに豆板醤を加えれば、朝鮮風焼き肉のたれに。
「つゆ」には「ダシ」が必要・・・・・ポン酢も基本のタレから作れます。ユズ、レモン、酢を合計して、基本タレに半分の量を加えるだけです。 麺やなべ物、おでんなどのツユは、「基本のタレ」にダシを加えます。手間を省きたい場合は、醤油とみりんに、煮干しと昆布、かつおぶしを加え、ひと煮立ちさせます。顆粒は勿論、パックのダシでも、塩と糖類、化学調味料とタンパク加水分解物で味付けをしていたら、美味しくてもミネラル不足になります。煮干しでダシをとれば、ミネラルが豊富なので、美味しく健康にいいだけでなく、少量の食事でも体が、満足するので、太りにくくなる・・・ということです。 ー『素敵な節約』(小若順一著)よりー