先週の土曜日は、茨城県保育大会がありました。年一回、県内の保育所職員が結集する大きな大会で、今年で33回目です。(なんと、当園も設立33年目です。)過去においては下妻市民文化センターでも実施したことがありましたが、水戸の文化センター大ホール実施が近年は多いような気がします。しかし、文化センターが震災で使えないそうで、今年は結城市のアクロスで実施されました。午前中前半は永年勤続者の表彰式があり、後半は今人気の“ケロポンズ”という遊びネタセミナーでした。すぐ使える手遊び・指遊び・パネルシアターなど、とっても楽しい90分でした。午後は、仙台市慈眼寺 塩沼亮潤住職の講演でした。この住職さんは数年前に読んだ書籍で知ったのですが、大峯千日回峰行といって、片道24キロ、高低差1300m以上の険しい山道を、毎日16時間かけて往復し、毎年約120日間計4万8000キロ、1000日間歩き通すという荒行をやってのけた方なのです。これは吉野山・金峯山寺1300年の歴史でたった2人しか成し得ていないそうで、その方のお話は是非拝聴したいと思って臨みました。舞台に現れるや否や、凛としたお姿、礼をして頭を深々と下げるお姿は、その場を浄化するような雰囲気のある方でした。とても荒行を成し遂げた強靭な精神と肉体・・・とは思わせない穏やかな雰囲気の方でした。お話は、千日回峰行で記した日記をもとにした内容でした。
また、13日の日曜日には、千代川公民館で「安心して生きられる」子どもの権利を守るために~虐待・いじめ問題への対応~の講演会がありました(教育委員会・下妻ロータリークラブ共催)。講師は、元警視庁警察官の幸島美智子先生で、これまた為になるお話だったと言います。小さいうちはたっぷりの愛情を注ぎ、特に10歳までは一緒にお風呂に入るといい、“いい子”ではなく“いいやつ”に育てろ、いたずらはしてもいいがいじめはするな、社会に貢献できる子どもに、自分で稼いで自立できる子に、自分を律することができる子に・・・・というお話だったようです。
・・・・・ようなわけで、当園職員は、二手に分かれて、参加してきました。いろいろな方の話を拝聴することは、刺激になり、自分のためになることは勿論ですが、何かの形で保育に行かせることになると思っています。ここのところ土・日に講演会等が続いていますが、当園の職員は自己研鑽を欠かしません!