2011年 11月

自己研鑽

2011/11/15

先週の土曜日は、茨城県保育大会がありました。年一回、県内の保育所職員が結集する大きな大会で、今年で33回目です。(なんと、当園も設立33年目です。)過去においては下妻市民文化センターでも実施したことがありましたが、水戸の文化センター大ホール実施が近年は多いような気がします。しかし、文化センターが震災で使えないそうで、今年は結城市のアクロスで実施されました。午前中前半は永年勤続者の表彰式があり、後半は今人気の“ケロポンズ”という遊びネタセミナーでした。すぐ使える手遊び・指遊び・パネルシアターなど、とっても楽しい90分でした。午後は、仙台市慈眼寺 塩沼亮潤住職の講演でした。この住職さんは数年前に読んだ書籍で知ったのですが、大峯千日回峰行といって、片道24キロ、高低差1300m以上の険しい山道を、毎日16時間かけて往復し、毎年約120日間計4万8000キロ、1000日間歩き通すという荒行をやってのけた方なのです。これは吉野山・金峯山寺1300年の歴史でたった2人しか成し得ていないそうで、その方のお話は是非拝聴したいと思って臨みました。舞台に現れるや否や、凛としたお姿、礼をして頭を深々と下げるお姿は、その場を浄化するような雰囲気のある方でした。とても荒行を成し遂げた強靭な精神と肉体・・・とは思わせない穏やかな雰囲気の方でした。お話は、千日回峰行で記した日記をもとにした内容でした。

また、13日の日曜日には、千代川公民館で「安心して生きられる」子どもの権利を守るために~虐待・いじめ問題への対応~の講演会がありました(教育委員会・下妻ロータリークラブ共催)。講師は、元警視庁警察官の幸島美智子先生で、これまた為になるお話だったと言います。小さいうちはたっぷりの愛情を注ぎ、特に10歳までは一緒にお風呂に入るといい、“いい子”ではなく“いいやつ”に育てろ、いたずらはしてもいいがいじめはするな、社会に貢献できる子どもに、自分で稼いで自立できる子に、自分を律することができる子に・・・・というお話だったようです。

・・・・・ようなわけで、当園職員は、二手に分かれて、参加してきました。いろいろな方の話を拝聴することは、刺激になり、自分のためになることは勿論ですが、何かの形で保育に行かせることになると思っています。ここのところ土・日に講演会等が続いていますが、当園の職員は自己研鑽を欠かしません!

千歳あめ袋

2011/11/15

七五三の季節となり、今年も千歳飴の袋を製作しました。自分たちでのりづけした袋に、それぞれ思い思いの折り紙を切り抜いたり、手でちぎったり、得意な物を折って貼りつけたり・・・完成を楽しみにしながら素敵な作品が出来上がりました。

そして袋にあめを入れてもらって、神社に参拝に・・・。神様に手を合わせ、お礼の言葉を元気に言う子ども達。神社に飾ってある菊の花をバックに記念写真を撮りました。

もも組のとびきり笑顔の写真!!よ~く見て下さいね!

そして今日のおやつは、七五三のお祝いのお赤飯☆みんな大好きでおかわりもあっという間に完食でした。ごちそう様でした。         吉田:記

食からの学び

2011/11/14

 園庭の柚子は、ほんとうに重たそう~   すっかり色づきました。

 先日、年長さんの「食育ランチ」の際、柚子の香りをお皿につけて、盛り付けをしてみました。

 赤ちゃんから楽しめる季節の香りです。せっかくのこの時季! 食べるだけでなく「香り」もごちそうですね(^v^)

そして・・・「芋煮会」のお手伝いのご報告の続きです。

1才児・2歳児の 白菜ちぎりです。 思わず食べちゃう子も! 「おいし~い(*^。^*)」・・・と。

3歳児は、いんげん折りと、玉ねぎむきです。つるつるお肌の玉ねぎがとっても光っていましたよ!

4歳児は、こんにゃくちぎりと 油揚ちぎりでした! けっこう こんにゃくをちぎるのは、指先に力がいるんですよ!

 

5歳児は、多くの食材の準備!

しめじちぎり・ネギ切り・さつまいも・にんじん・ごぼう・だいこんのピーラー剥きなどなど・・・包丁もずいぶん上手になりました。

みんなで お手伝いしたお料理は、何ともおいしくておいしくて・・・・おかわりもして、み~んなの お腹も 心も あたたまりました。

おじいちゃん おばあちゃん お越しいただきありがとうございました。

最後に、今日のおやつのご紹介です!     あったかつけめん です。

「 分け合ってたべる 」 ・・・ 食が豊富なこの時代、あまり考えないことだったように思います。 しかし、震災で避難生活をされた方々は、分け合って、少しの物を大事に大事に食べ、しのいだのだろうと思います。 

子ども達の食器に、大人がよそってあげてしまうのは簡単ですが、3・4・5歳のグループの中で 子ども達にまかせることで、 とっても大切な 会話や行動・・・心の動きがみられるようになっています。 そばにいる大人の私も とっても あったかいものを もらえた気がする時間でした。

                                栄養士  箱守 美智子

放射能の影響で成長が遅れる?

2011/11/14

あかね台クリニック杉本一朗医師が出しているクリニック11月号で、以下のような記事が掲載されています。杉本先生は、12月1日(木)に当園にて“放射能とワクチンについて”の勉強会の講師を勤めてくださいます。まだ若干名(2,3名)余裕がございますので、興味のある方(EMにも)は是非ご出席ください。(9時半~11時半頃)

≪11月7日のNHKニュースで、郡山市の幼稚園児の発達異常が報告されました。昨年の6月からの1年間の体重の増え方が、従来と比べて4分の1程度しか増えていないとのことです。調査に当たった郡山市の小児科医は、「原発事故で外遊びができず、運動量が減り、我慢を強いられる生活にストレスを感じたことが原因」と指摘しております。しかし、インターネットでは様々な医師により、放射線の影響を危惧する声が上がってきております。私たちの身体の代謝は酵素というたんぱく質によって進められております。消化も酵素、成長も酵素、殺菌も酵素、傷の修復も酵素、成長も酵素、DNAの修復も酵素、活性酸素を消去するのも酵素です。酵素が一つでも欠けると、代謝は滞ってしまい困ったことが起こってくるのです。そのため、原料であるアミノ酸の供給、補酵素としてのビタミン・ミネラルの供給がきちんとできているのか、ということがまず重要なポイントになります。・・・では、放射能を浴びるとどうなるのでしょう?強さにもよりますが、体液と反応し活性酸素が大量に発生し、それが様々な組織障害を引き起こしていきます。もちろん老化の原因ですから、老化が早く進んでいくことになります。一方放射線の直接的な電離作用によりDNAが直接障害されたり、細胞膜が障害されたりすることもあるのです。自己修復の為に酵素が直ちに作り上げられていくわけですが、実は酵素というものは1日に作れる量が決まっているのです。それをリアルタイムに必要な酵素を作り分け供給しているのです。例えば体調が悪いときに食欲が落ちることがありますね。その時は、消化酵素に回すより、自己修復の為に酵素を回したい時なのです。食欲がないときに無理に食べ物を入れると、消化酵素も作らなくてはならなくなり、1日の酵素量を有効活用できなくなってしまうので、その時は無理に食べ物を入れないで、水とミネラルを入れてあげればよいのです。さて、放射能を浴びた場合、大量の活性酸素処理とかDNA修復処理に酵素を回さなければなりません。この量が多くなればなるほど、他の場所への酵素を回すことが困難になります。そうしますと、成長に関係する酵素の活性が落ちてきたり、消化酵素の活性が落ちてしまったりします。しかし材料のアミノ酸、ミネラル、ビタミンの消費も激しいため、食欲は適度に維持されていると考えられます。酵素の働きを知ることは、体の代謝機能を知ることになり、実に理に適った働きをしていますね。体温も重要で、ちなみにリンパ球の酵素活性は39度で戦闘モードになりますので、解熱には要注意ですよ。≫

小さなお手伝い

2011/11/11

昨日の芋煮会で会食した“さつま芋汁”は、全園児が指先の時間に、材料を刻みなどで何らかのお手伝いをしています。

いちご組では、ビニール袋に入った絞り豆腐を両手でつぶしました。今月入所の子もいますが、もうすっかり慣れて、みんなニコニコで活動することができました。午後からおじいちゃんおばあちゃんとの会食では、いっぱい食べられたことは言うまでもありません。  ともえ:記