毎年9月12日と14日の夜7時から、大宝八幡宮では写真のようなお祭りが行われています。夜7時より拝殿で祭事を行い、その後境内に繰り出して、火祭りが始まります。これは約600年も前から続いている、全国でも類を見ない奇祭です。
このお祭りは、別当社(現在の保育園の位置)から出火した際、畳と鍋ぶたで消し止めたことから、たいまつを持った人を鍋蓋と畳を持った人が繰り返し追いかけるもので、12日は末社の御幣(ごへい)を、14日には若宮と本殿の御幣を取り換えるお祭りでもあります。中秋の名月の昨夜は、多くの見物客で賑わいました。