2011年 4月

新年長さん (^v^) 食育活動はじまり~ ♫

2011/04/15

dscf0066 

園庭は、あっという間に花ふぶき! 子ども達は、舞う花びらを追いかけたり、あわいピンクのじゅうたんに大喜びでした。

dscf0058 dscf0060

 そして、あちらこちらには・・・菜の花に紫大根の花が満開! 黄色の菜の花には、元気をもらい、薄紫の紫大根には、やすらぎをもらえる感じがしますね。

 一昨日のおやつは、お花見団子でした。 さっそく新年長さんと、お団子作り・・・そしてきなこづくりにも挑戦しましたよ(*^。^*)みんなみんないいお顔・・・とっても上手でした。「お米の匂いだね~大きさはこれくらい?・・・」と。お休みだった子は、後でやりましょうね。

dscf0040dscf0041dscf0042

dscf0043dscf0044dscf0045

dscf0046dscf0047dscf00481

dscf00491  みんな、指先がよく動きましたね~ 

そして、もうひとつのお楽しみは、節分のお豆が残っていたので炒りなおして、皮をざっと剥き、ミキサーで「グワ~~!!」「さあ!何ができると思う?」の質問に、「きなこ!」という答えも返ってきましたよ!「あと、大豆から出来るものな~んだ?」と、みんなでいろいろ考えたりと・・・。

dscf00521 大きな音に、みんな驚きの声!!

きび砂糖を混ぜて、お・あ・じ・み・・・「おいし~い」とみんなおかわりでした。さらさらにはなりませんでしたが、あん団子にまぶすと、何とも香ばしいのでした。五感での体験は、きっと忘れないでてくれそうな気がします。

dscf0068 これは、何でしょう?

これは、「たくあんの金平」なんですよ。卒園したねんちょうさんが漬けた、たくあんが少し残っていたので、昨日はお試しに大人だけ、千切りのマヨ和えに・・・。そして、今日はおやつのおじやに、ゴマ油で甘辛炒めにして付けてみました。 また、今年も「たくあん」をつくるのが楽しみです。

dscf0053 保育園の食育マスコット「たべるくん」です!

みんなと、仲よくなれるように、食育絵本と一緒に廊下においてあります。そろそろ年長さんには、「絵本の回覧」もしましょうね!お楽しみに!

    栄養士 箱守 美智子 

助け合い

2011/04/15

“明治時代に公務を終えたトルコの軍船エルトゥール号が、帰国する時に嵐に遭って小さな村の海岸で座礁してしまいました。多くのトルコ人が血だらけで海岸に倒れているのに気づいた村の人達は、嵐の中、必死に救助しました。その後も助けた人達の介護を続けましたが、貧しい村だったので十分な食料もありません。最後は非常食の鶏までも与えて介護を続けました。しばらくして、事故に気づいた明治政府が援助の手を差しのべたので、助かった人達を無事にトルコに送ることが出来ました。

1985年のイラン・イラク戦争の時、イラクのフセイン元大統領が、「今から48時間後に、イラクの上空を飛ぶ飛行機は民間機でも撃墜する。」という無茶な声明を発表しました。当時の日本政府は急な事態に対応が遅れて、残された日本人を救援する飛行機を飛ばすことが出来ませんでした。現地の日本人は空港に集まりましたが、どこの航空会社も自分の国民を乗せるだけで精一杯で、日本人が乗れる飛行機はありませんでした。そのとき、時間ギリギリにトルコの民間機が到着して、日本人を救出してくれました。

外務省が問い合わせると、「私達はエルトゥール号のことを忘れていない。だから日本人が困っているのを知って助けに来た。」と話してくれました。トルコでは教科書にもエルトゥール号の話が載っているそうです。” ー『大切なことに気づく24の物語』よりー

日本人は、もともと仲良く助け合っていく民族なのです。今回の震災に於いても、皆さん何かできることをしたい、何かできることは無いか・・と思っているのです。先週、古着の呼びかけにも、僅か3~4日間でかなりの量が集まりました。昨日トラックで集まった古着を取りに来て大変喜んで下さいました。次は、5月12日(木)の講演会・クラス別懇談会後にあるチャリティーバザーを保護者の方々が企画してくださっています。出来るだけご参加いただけますように・・・。詳細は、当ブログのイベント・セミナー情報にあります。

毎日味噌汁を飲みましょう。

2011/04/14

dscf6673

園の南側の駐車場からの写真です。満開の桜です。明日は大宝八幡宮の春の例大祭です。11時頃より、年長女児の五行の舞はじめ、神楽舞が神楽殿にて奉納されます。

さて、今日のタイトルは、ずばり味噌です。“ご飯に味噌汁”が日本人の定番ですが、やはりこれが一番です。

1945年広島と長崎に原子爆弾が投下されましたが、広島での原爆後遺症の調査の中に、「味噌を食べていたので原爆後遺症が軽症で済んだ」という報告があるそうです。広島では原爆投下後、一般家庭では味噌を造れなくなっていたものの医療施設では認められていたそうです。被ばく後、医療従事者と患者さんたちで、味噌を食べていた人たちには放射能障害が殆ど出なく、障害が出た人でも、味噌を食べ始めると治癒していったというのだそうです。これは逸話ではなく、医師がその模様を詳細に記録していたそうです。

この結果は、ヨーロッパでも知られ、1986年のチェルノブイリ原発事故の際には、ヨーロッパへの味噌輸出が急増したということです。

味噌には本当に放射能物質を取り除く効果があるかどうか、広島大学の伊藤明弘教授は、マウスを使った実験で、その効果を確かめているようです。

マウスを4グループに分け、それぞれに次のような餌を一週間与えたそうです。①乾燥赤味噌10%を混合した餌。②醤油を10%混合した餌。③食塩10%を入れた餌。④普通の餌

その後、X腺(放射線)をマウスに照射し、その後の小腸粘膜幹細胞の生存率を調べるそうです(これは、放射線障害の一つとして小腸の内側の粘膜が剥がれ落ち、強い消化管出血を起こして下痢・貧血を引き起こすことが分かっていた為)。

味噌を与えたグループは最も細胞生存率が高いという結果が得られ、しょうゆに関してもほぼ同様で、味噌餌、しょうゆ餌を与えられたマウスの腸粘膜を見てみると、痛んだはずの粘膜細胞が再生している様子も観察されたと言うことです。

やはり昔ながらの日本の食事、発酵食品はすばらしいですね!ただ、できるだけ無添加のものを心がけていきたいです。こういう時期だからこそ!

加えてEM菌は、酵母菌、乳酸菌、光合成菌をはじめとする約80種の善玉菌の集合体です。放射腺物質を解毒するパワーも大です。

ーこんなこと、できるようになったよ♪ー

2011/04/14

cimg1449

cimg1450

園生活にも、少しずつ慣れてきた、いちご組の二人の男の子。毎日が楽しみなぐらい、いろんな表情をしてくれます。笑った顔、泣いた顔、そして口をとがらせたすまし顔、日々大きくなっていきます。cimg1448

今日は、腹ばいとプレイジムのおもちゃで遊びました。ずいぶん首を上げて、しっかりしてきました。プレイジムをじーっと見て、手を出そうとするような様子も見られました。寝返りもできるようになり、毎日変化を見せてくれる子ども達に、ほんとうに楽しみな毎日です。     ともえ:記

平井氏の手記

2011/04/13

「原発がどんなものか知って欲しい」という平井憲夫氏の手記をご存知ですか?平井さんは、20年間原子力発電所の現場で働いていた方で、1997年1月癌のため逝去されました。原発については反対運動もあり、いろいろな論争があります。が、「原発はこういうものですよ、是非知ってください」という内部告発です。ネット上で見られますが、もし見られない方は、園のスタッフに言って下されば、コピーを差し上げます。

原発は、今回のような事故が起きなくても、放射能で汚染された水を海に流してしまっているようです。原発があるだけで相当高いリスクを背負っています。しかし、現在のように全て電気に頼る生活が当たり前の社会で、突然、原発廃止が実現したとしても、不足する電力を何でまかなえばいいのでしょうか?火力発電では、地球温暖化対策の観点から望ましくないですし・・・。太陽エネルギーや、温泉地での地熱発電、六本木ヒルズでのガスタービン,ジーゼル発電等々・・・。いろいろ新しい試みがなされていますが、コストが高かったり、問題も多そうです。

・・・私達は、節電を心がけ、電力を極力抑える実践を一人一人がしっかり身につけていかないと、原発に代わるものに移行できないでしょうね。

今、自分達にできることは、こまめに電気を切り、余計な電気は使わない、生ゴミを極力出さない。(生ゴミを燃やすのは電気です。)等など・・・。断水・停電になったことをもう一度思い起こして、みんなで工夫をし、真剣に取り組んで行かなければならないことではないでしょうか!