2011年 1月

発想の転換

2011/01/31

今日は、知人から感動的な話を教えてもらったので紹介します。インドのお話だそうです。

《インドのある水運び人は2つのつぼをもっていました。

その2つを天秤棒の左右につけて肩にかけ、
ご主人のために毎日水を運んでいました。

片方のつぼには、ひび割れがあったので、
いつも水が半分こぼれていました。

もう片方のつぼは完璧で、
自分は役目を十分果たしていると満足していました。

ひび割れつぼは、自分のひび割れを情けなく思い、
いつもみじめな気持ちになりました。

2年が経ち、ひび割れつぼは、とうとう水運び人に言いました。

「私は自分が恥ずかしい。私にはひび割れがあって毎日水が半分こぼれ、
 あなたの役に半分しかたっていない。それがとても辛いんです」

 それを聞いて水運び人は、ひび割れツボに優しく言いました。

「今度歩く時に、道端の花をよく見てごらん」

そう言われて、次の日、ひび割れつぼは、毎日通る道に美しい花が
咲いていることに気づきました。

美しい花を見て、少し元気になった気がしましたが、
ご主人の家に着いたときには、やはり水は半分しか残っていませんでした。

「やはり私は役に立たないつぼだ。ごめんなさい」

すると水運び人はこう言ったのです。

「気がつかなかったかい?
 道端の花は君の側にしか咲いていなかっただろう。

 僕は君のひび割れを知ってから、
 君の通る道に花の種をまいておいたんだ。

 毎日そこを通るたびに君は種に水をやり、花を育ててきたんだよ。

 僕は毎日その花を切り、ご主人の食卓に飾ってきた。
 
 「君のおかげでご主人は、きれいな花を眺めながら
 食事を楽しむことができるんだよ」》

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

完璧な人間はいません。誰でも“ひび割れ”は持っています。そのひび割れを活かせるような人生を歩みたいですね。

発表会の衣装そろいました!

2011/01/31

dscn9254

dscn9249

一月も今日で終わりですね。2月11日の生活発表会に向けての練習はインフルエンザの流行などがあったりして、なかなか全員揃ってというわけにはいきませんでしたが、       とりあえず、今日で完成ということにしまして、衣装をつけて練習しました。

dscn9251dscn9250

dscn9253

こんな感じで、みんな役になりきって、ポーズもキメテいましたよ!

その後のホールでの練習は、ばなな組の観客を前に今までで一番はりきって演じることができたと思います。

写真には写っておりませんが、オオカミの役はまゆみさん・・・・。こちらも演技派ですから、ご期待くださね!        ひとみ:記

ぶどうっ子!鬼に変身☆

2011/01/28

来週の2月3日は、節分の日です。保育園にも、鬼がやってきます。子ども達は、その鬼に負けないよう強そうな鬼をつくりました。おにをやっつけるために、子ども達は、鬼作りに意欲十分で作っていました。

cimg00011

cimg00021

そして、出来上がって写真撮影!

cimg9905

cimg9906

cimg9907

一番上は、年少さん。二番目は、年中さん。最後に、年長さん。

どの子も、とってもこわそうでしょ!!これで、沢山の福よ、こ~い!

「鬼はそと~、福はうち~」               記:染野

受賞のお知らせ

2011/01/28

dscf6305

国旗のある児童画コンクール(主催:社団法人 国旗協会、後援:神社本庁・日本商工会議所)で、年少児のすいちゃんが、銅賞を受賞しました。

dscf6316

国旗布告141年記念で、全国から1158点の中から、入選作品60名と努力賞18名が決まりました。選考の基準は、のびのびとした子どもらしさがあり、画題とマッチした、国旗の描かれている作品 ということになっています。

この作品は4月から各地の大きな神社等で作品展が催され、金・銀・銅賞のみ展示されます。

白地に赤のシンプルな旗ですが、赤丸は太陽をあらわしています。太陽は命の源(みなもと)です。太陽がなかったら生き物は生きてはいけないのです。こんな存在感のある国旗は世界中どこを探してもないと思います。私達日本人はもっと日の丸に誇りを持つべきだと思います。

土踏まず

2011/01/27

当園では昭和60年頃から足型を採って、土踏まずの形成をみています。当初は4,5歳の完成児が50%にも達していませんでした。年長になると、学校に併設された幼稚園に大半が行っていたため、年長児の数が少なかったせいもあります。また、草履の着用はしていましたが、徹底してはおらず、登降園の際には靴を履いていましたし、冬季はほとんど履くことはありませんでした。ところが、だんだん年間を通して“はだし”で生活していても大丈夫と思えるようになり(寒くてかわいそうと、おばあちゃん達には受けは悪かったですが・・・。)、平成8年度から、ぞうきんかけ、ハイハイ運動・午前寝を取り入れてから、一段と完成率が高まったのです。近年では年長児は、毎年80%以上は完成しています。今年は85%です。

6月と12月に採集しますが、年少児は25%→60%に、年中児は35%→75%に、年長児は56%→85%に増加しています。この半年間の運動量は大きいことが伺えます。

厳冬期にはだしで生活しても、不思議と当園の子ども達はシモヤケになりません。(一時預かりで時々利用しているお子さんはしもやけになってしまうこともありますが・・・。)その代わり、以上児の冬期の足は皮膚が硬くなって像のような子もいます。親指の付け根が割れてしまっている子もいます。でも、そんなことお構いなしに、草履で走り回っています。(子どもって末端の神経が未発達なのでしょうか?・・・)

『こどものからだと心白書2010』に土踏まずの調査のページがあります。この第一人者が、埼玉大学准教授の野井真吾先生です。野井先生に幼児の全国平均の数字が出ているのでしょうか?と問い合わせをしてみましたが、そういうデータはないということでしたので、残念ながら比較が出来ませんでした。が、先生は、意識しているところと、そうでないところでは極端に差が出てくる・・ということをおっしゃっていました。確かに、ただ何となく草履だけ履かせていても、数字は上がりませんでしたから、やはり何らかのモクロミが必要ではないかと思います。

また、小学生で1年生から6年生までの集団登校をしているところの方が、形成率はいいということもおっしゃっていました。低学年の子を面倒見ながら歩くということは、異年齢の関わりから見ても、土踏まずの形成から見てもいいのですね。高学年の子ども同士で歩くよりもいい数値がでているそうです。面白いですね。