2010年 10月

スーパーサイズ・ミー

2010/10/22

super size me は、2004年に公開されたアメリカのドキュメンタリー映画です。監督・出演はモーガン・スパーロック。スパーロック自身が一日に3回、マクドナルドのファーストフードだけを食べ続けたらどうなるかを記録したものです。この間、健康の為の運動はやめ、彼の身におこる身体的・精神的な影響について記録しています。さらに、スパーロックはファーストフード業界の社会的な影響を調査し、この業界が利益のために栄養を犠牲ににしていることを明らかにしたのです。

スパーロックは当時33歳、身長188cm、体重84.1kg,体脂肪率11%、BMI指数23.2(正常値はアメリカでは19~25。)と健康体で肥満ではありません。30日後、体重は11.1kg増え、体脂肪率は18%になり、BMI指数も27に。躁うつ、性欲減退、深刻な肝臓の炎症を起こしたそうです。といっても1日5000kcalをマクドナルドで摂った結果なので、尋常ではない食生活の結果といえます。

米国の女性2人が、肥満の原因はマクドナルドにあると主張し2002年に訴訟を起こしたのだそうです。この訴訟問題は、裁判所で却下され、マクドナルド側の勝利に終わったそうですが、スパーロックは、この非難はタバコ同様、ファースト業界にも当てはまるのではないかと指摘したことが動機のようです。

映画は2004年5月7日に公開(日本では同年12月25日)され、全米興業収益トップ10に2週間載るなど、ドキュメンタリー映画としては大変な成功を収めたようです。

食べ物がいかに大事か、スパーロック監督は命をかけて証明してくれました。すごい勇気がありますね。子ども達には安心・安全なものを提供しましょう。親は子どもの言いなりにならないことも必要です。

文化祭に向けて・・・

2010/10/22

運動会という一大イベントが無事に終わり、次なる山は11月の文化祭です。

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今までの半年間で指先の時間を利用し、作品作りに励んできたことで、個性あふれる大宝保育園らしい展示ができそうですが・・・。

ここ数日は、仕上げに大奮闘(!?)年長児は、雑巾縫いを頑張っていますし、版画も力強い元気な作品に仕上がりました。

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この他、毎週水曜の森の遊びの中で拾ってきた木の実や、園内にあるびゃくだんの木の実を使って、フォトフレーム、3歳児は紙粘土で人形作りもしましたよ。

11月5・6・7日の三日間、下妻体育館に展示しますので、是非 ご家族皆さんでお出かけください。       ひとみ:記

EM廃油石鹸作り

2010/10/21

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今日はお芋ほりの予定でしたが、雨模様でしたので月曜日に延期することにしました。なので、石鹸作りができました。とはいえ、来月12日(金)にバザーに販売するには、遅すぎです。販売の際には1週間後以降に使ってくださいというメモをつけようと思っています。

用意するものは、苛性ソーダ、米のとぎ汁EM発酵液、EMセラミックス、廃油です。

苛性ソーダは劇薬(薬局で、印鑑を持っていかないと買えません。)なので、絶対に子どものいるところでは作りません。万が一口に入れたりしたら死ぬまでありますし、触っただけでも、完全に落とさないと、あれたりするので大変です。

苛性ソーダ(500g)をバケツにいれ、EMセラミックス(100g)と米のとぎ汁EM発酵液(1リットル)をよく混ぜたものを入れて、よく攪拌します。苛性ソーダが溶けたら、廃油(3.3リットル)を入れてかき混ぜます。マヨネーズ状態になったら、牛乳(園では牛乳パックがないので、ジュースパック)パックに流します。※古い廃油ほど早くマヨネーズ状になります。苛性ソーダは劇薬でアルカリが強いので、絶対に素手でやらない方がいいです。固まったらパックをはがし、適宜カットします。※硬くなりすぎると切れなくなります。切ったものは日陰で約1ヶ月置けば、出来上がりです。

EM廃油石鹸は、洗浄力がいいだけでなく、肌にもやさしく良質です。EM石鹸を使用した排水は、水を浄化する働きもあります。毎年大変好評です。楽しみにしていてください。

残された長靴の理由

2010/10/21

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今日は、雨の一日となってしまいました。天気がよければ、いやいやせめて、曇りだったならば、午後からは、お気に入りの長靴をはいて、さつまいも掘りのはずだったのに・・・。今頃は、みんなで、楽しくさつまいも掘りをしていたはず・・・。あ~っ、雨が降ってしまって本当に残念。長靴さん達も出番がなくなってしまい、何となく哀しげな感じでしょう。さつまいも掘りは、来週に延期となりました。それまで、待っててね。直美:記

新聞記事から・・・

2010/10/20

今日は十三夜です。今は重く雲が垂れ込め今にも雨が落ちてきそうです。おまけに寒いです。従って“ののさま”は見られるでしょうか?ののさまってわかりますか?いま私の隣を通った職員に聞いてみたら、「仏さまのことではないですか?」と。私は「お月さま」って思っていました。調べてみたら、“仏・神・日・月のように、尊ぶべきもの”を言うようです。お月様でもまちがいではなかったです。「ののさま」という響きが好きで、よく「ののさま」って、絵本でもお月様がでてくるとそう呼んでいます。さて、そんなこんなで、園庭の入口には写真のようなものを飾っています。年中児がお団子作りをするにあたり、栄養士がお便りでお願いをしたら、お母さん方が早速ススキを採って来て下さいました。なので、お団子と秋の味覚をともにお供えしています。dscf57731お団子作りの様子は後日、機会があったら栄養士がブログに載せてくれると思いますが・・・。それまで想像して待っていて下さい。

実は今日は、読売新聞の編集手帳に、昨日のブログに関連したことがあったので、それを披露しようと思っていましたので、これからが本題になります。

《永井荷風が東京・銀座の洋食店に入ると、先客に子供連れの一家がいた。躾(しつけ)がなっていない。昭和8年の日記にある。■<子供は猿の如く、室内を靴音高く走り回り、食卓の上に飾りたる果物草花を取り、またはナイフにて壁を叩く。>親は周囲の迷惑顔もどこ吹く風、叱りもしない。荷風は驚いた。<今の世の親達は小児のしつけには全く頓着せざるが如し>■してよいこと、悪いことのけじめを教わらなかった子供は、どうなっただろう。恐らくはロクな大人に育たず、親を泣かせたに違いない。■趣旨が[反日]であれ、何であれ、デモはしてよいことである。暴徒化し、日系企業を襲撃するのは、して悪いことである。そのけじめを教えず、実行犯を本気で摘発しようとしない中国当局は洋食店の親と変わらない。暴徒の標的が党本部や官庁に移ってから躾を始めて間に合うとでも思っているのか。乱暴狼藉(ろうぜき)の放題は、市民に政権転覆の予行演習をさせているのと同じであることに気づいていない。■俗に<三つ叱って五つ褒め、七つ教えて子は育つ>叱らずに、最後に泣くのは親である。