園の隣にある「大宝八幡宮」では、春と秋の年2回、お祭りがあります。
今日は、秋のお祭りの日。そ
して年長女子による「五行の舞」も皆さんに見ていただきます。今、出番を待っているところです。緊張の一瞬。
そして、この通り。大勢の人の前でも、いつもの通り、いやいつも以上だったかもしれません。とっても、可愛く、上手にできました。
周囲からも、「かわい~い」と、聞こえてきました。
園では、3歳以上の子ども達が、お祭りを見に行ったのですが、子ども達もクラスの友達の華麗な姿にうっとり。
女の子は、「来年はわたし!」と、期待に胸を膨らませている子も、多いようです。始まるまで、少し待つ時間もありましたが、
お友達の姿を見る・・ということも、立派にできました。
そして、「五行の舞」が無事に終わり、大人の舞を見た後に、神楽殿から、お餅やお菓子がまかれます。
みんな、縁起のいいお菓子を拾うのに、一生懸命です。そして、手にたくさんのお菓子を拾った子どもが、ふと隣を見ると、
優しそうな年配のご夫婦の姿が、目に入ったようです。そのご夫婦は、子ども達の様子をニコニコと見ているだけで、何も拾っていませんでした。
その男の子は、「これあげる」と、二人に渡していました。お二人は、せっかく拾ったのだから、いいよ。と言っていましたが、男の子は、こんなにあっても
持ちきれないからあげると、渡していました。せっかくだからと、受け取ってくれたご夫婦からは、「じゃ、これ」と飴をいただきました。
「お祭り」で、心の交流ができました。やっぱり、いいことありますねぇ~。そのご夫婦には、「ほんとに、みんないい子だね、優しい子ばっかりだ、嬉しくなっちゃうよ」
と、何度も何度も「ありがとう」の言葉とともに、たくさん褒めていただきました。
そばで、見ていた私も、とっても嬉しくなりました。もらった飴は、もも組でこっそりいただいちゃいま~す。
くさまちえ:記