2010年 7月

紫外線

2010/07/15

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今日の午後は歯科検診がありました(写真は2歳児)。歯磨きも大事ですが、よく噛む習慣をつけるようにしましょう。噛むことで唾液がたくさん出るようになり、虫歯になりにくくなります。

さて、今日の本題は紫外線です。紫外線は皮膚がんの原因になるということで、できるだけ避けるようにしていますが、ロンドン衛生熱帯医学校とシドニー大学の研究グループが医学誌『ランセット』に次のような発表をしたそうです。どんなタイプの人により多く皮膚がんが起こるか調べたところ、屋外でよく日光を浴びている人よりも、日中ほとんど日光に当たらないオフィス勤務者に皮膚がんが多く発生し、しかも2倍近い発生率だとか・・・。適度な紫外線浴はむしろ体の抵抗力を高め、皮膚がんの発生を抑制する方向に働くといいます。又、一方では、紫外線の過剰は皮膚がんを招くが、紫外線不足では消化器系の癌の発生率が高くなる、という報告(九州大学)もあるようです。なぜ紫外線不足が癌になるかというと、ビタミンDの不足が原因と考えられています。紫外線を浴びることにより、ビタミンDが体内で合成され、そのビタミンDに癌を抑制する効果があるらしいのです。骨の形成にはカルシウムが必要ですが、カルシウムだけではダメで、ビタミンDを摂取しなければ骨粗しょう症の予防にはならないことは周知のことですよね。環境保健マニュアル2008によれば、白人に比べ黄色人種は皮膚がんが極めて少なく、日本人や韓国・タイ人は特に皮膚がんの少ない国だそうです。・・・ということは、紫外線を浴びすぎはよくありませんが、適度に浴びることはむしろ必要なことですから、戸外遊びも従来通りで問題なさそうです。

朝のスタート!

2010/07/15

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大宝保育園の朝のスタートは、雑巾がけです。ももぐみでは、まず、お部屋の雑巾がけを行い、次に広いホールの雑巾がけを行います。いつも子ども達は、「一緒に雑巾がけをしよう」と雑巾を持ってきてくれるので、毎朝全員で行っています。

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最後には、ホールに1列に並び「よ~い ドンッ!!」毎日やっているおかげで、スムーズに進むようになりました。今日もお部屋もホールもキレイにしてくれたももぐみのお友だちです。          記:りか

トウモロコシをたべよう会

2010/07/14

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写真のチラシは昨日配布したものです。来る7月25日(日)9時~12時 騰波ノ江の神明集落センターで、“わらべうた・遊び・ランド”主催のトウモロコシをたべよう会を実施します。暑いさなかですが、今年は当園の年長さん親子が種まきをしたものですので、多くの参加者をお待ちしております。50組限定です。     ※収穫の際、とうもろこしの葉に触れると痒くなるので、長袖があるといいですよ。                                申込は教育委員会・生涯学習課へお願いします。☎43-2111 内線2834・2835

毎朝、野菜畑から元気を収穫!

2010/07/14

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 元気いっぱいの 「ほいくえん畑」 をご覧になりましたか? 

毎朝、給食室には、収穫した野菜を手にした子どもたちが代わる代わるやってきます。

本当に今年の野菜畑はいきおいが良くて、お迎えのおばあちゃん方からも驚きの声!

収穫できた野菜は、給食のメニューに飛び入り! 子ども達に自然のパワーを補ってくれていますね!

ちょっと苦手~という野菜も、ちょっとたべてみようかな! に変わっていく瞬間でしょうか・・・。

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 そして・・・これわかりますか?

そうです!5日に塩漬けした梅なんですね!

きれいな、透明な梅酢があがってきました。 大成功!! 重石を減らして、このまま様子をみましょうね・・・。

今月最後の週には、ショウギに並べ、干せるかな?と思います。   栄養士  美智子 記

  

「修身」

2010/07/13

戦前は学校の授業に「修身科」という授業がありました。その名の通り“わが身を修める”学問です。アメリカGHQの指令で、敗戦後、教育勅語や修身の教えはなくなってしまい、日本人が骨抜きになってしまったといわれる所以は、こういうことに原因があるとされています。私が大学時代は、修身を学んだ先生方が揃っておられたので、姿勢、歩き方を含む身のこなし方や、言葉遣いが違っていました。学長さんですら、すれ違いに挨拶をすると、深々と頭を下げてくださり、こちらが恐縮してしまうほどでした。「修身」では、人間というものは、目下の人に対する言葉づかいによって人柄が分かると教えています。・・・・又、例えば「推心(ちしん)を去る」すなわち子ども臭さを捨てるという教えがあります。先ずこの工夫の第一歩として、子ども臭い言葉を改めるよう教えています。例えば、「あなたのお父さんはお幾つですが?」という質問に対し、「はい、うちのお父さんは○○歳です。」という答えをする若い人をTVでもよく見ますが、「はい、父は今年○○歳になりました。」と、せめて高校生くらいになれば答えるべきだ・・・などという当たり前のことですが、人として大切な教えが授業で行なわれていたのです。・・・戦後は「道徳」という名前に変わりましたが、内容はかなり違います。「不易と流行」という言葉がありますが、時代の流れに伴い、変えなければいけないものもありますが、変えてはいけないものもあります。日々の生活の中で、子どもの良い手本となれるよう、気を引き締めていかなければ・・と反省する今日この頃です。