田中佳著 メタモル出版 1600円
この本はこの5月に出版されたばかりです。私の夫が末期がんを筑波大で宣告され、手術はできず、ホルモン療法以外治療法はないといわれたのは昨年1月でした。たまたま、その直後、EM菌の発見者比嘉照夫氏の奥様(節子さん)が、講習会の為来園したので、このことを相談したところ横浜のあかね台クリニックを紹介して下さいました。このクリニックに杉本一朗先生と、この書籍の著者田中佳先生(いずれも脳神経外科専門医)がEMを使っての治療をされているのです。診察は、癌は生活習慣病(自己管理欠陥症)だから、食事や運動などの生活を見直さなければいけない・・ということで、最初は1時間タップリとお話があり、そして、EMを処方してくださいました。その後、僅か2ヶ月ほどで、数値が正常値になってしまったという奇跡のような事実があります。(ホルモン療法も最初だけで止めました。)
※今年の11月20日(土)には、比嘉照夫先生と、杉本先生の講演会(下妻市民文化会館)を予定しておりますので、是非お聞きになることをお勧めします。
さて、この著書は、病院や薬に頼らず生きること、そして病気にならない身体をつくること、そのために必要なのが健康自立力なのです。という見出しで始まります。そして書き出しにはこういうのがあります。“あるアメリカ人医師はこう言った。ーなあ、君ら日本人は不思議な民族だよね。高いお金を払ってわざわざ人間ドッグで病気を探しに行ったり、病気になった後のことには果てしなくお金をつぎ込むのに、病気にならないようにする為には、ほとんどお金を使わないんだからね。” ・・・図星ではないですか?!
今日、先日行なった成人病予防一般検診(最低の検査しかしていませんが)の私の結果が送られてきました。コレステロール値が範囲を超えて高く、治療が必要・・というコメントでした。が、この本を読むと心配はいらないようです。コレステロールが高いと“卵”は控えなさいと一般の医師は言います(医師は栄養学は学んでいないそうです。)が、この先生方は毎日1個~2個は食べた方が良いと言っています。但し、卵はスーパーの安いものではなく、できればEMのものを勧めています(ちなみに保育園の卵は、エサにEMを使っているものです。)。卵はアミノ酸が豊富なまれにみる良品ということです。そのほか「減塩は有害だ」とか、インフルエンザのワクチンのことなど、知りたい情報が盛りだくさんです。
・・・今、高校生の4割超が生活習慣病予備軍だそうです。真剣に“病気にならない生き方”について考えていかないと大変なことになると思いませんか?この生き方はスターとさせるためのキーワードは、食事・習慣・EMだそうです。 清視:記