老人ホームのあるお年寄りが、荒れて介護の方に叩いたりしていたのに、毎日“手”をオリーブオイルでマッサージしてもらっただけで、とても穏やかな人に変身してしまったのを、先日TVで見ました。やはり愛情を込めたスキンシップは大事だなあ・・と改めて痛感し、各担任にも必ず1日1回はタッチケアを忘れないでお願いします、と再確認したところです。(勿論日頃からスキンシップははかってくれていますが・・・。)
新入園児にとっての初日、いきなりハイハイ運動はきっと驚きですよね。身体をいっぱい動かして、指先遊びをしてからお迎え、というのが毎年のパターンです。今日のりんご体操には2名の新入園児が入ってきましたが、運動では半分は泣きながら・・・でした。が、指先の時間は1対1でかかわり遊びを楽しみました(大宝式では、1対1が必要な子には1対1の対応が、この指先遊びの時間には可能なのです。これが本当の平等ですよね)。その際、歌を歌いながら手指をさすり始めたら、なんと泣き止んだのです。こんなに効果があるなんて!抱っこやおんぶよりも効果があるような・・。目を見ながら、微笑みながら、ゆったりした歌(例えば、お星様ピカリ・小鹿のバンビ・ののさまetc.)を歌いながら、手指をさすってあげる。これはいつでもどこでもできますが、寝る時にでもいかがですか?おうちの人と離れて保育園に預けられるというお子さんにとって、満たされない気持ちを満たしてあげる最良の手段になるかもしれませんよ。