2010年 2月

保育園に消防車がやってきた!

2010/02/24

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今日は、月に一度の避難訓練の日です。

避難訓練は、火事、地震、不審者等からの、避難の訓練を行っていますが、

年に一度は、消火訓練を行っています。

今年は、消防署の方も参加してくれ、なんと、消防車でカッコイイ制服を着て、署員の方が来て下さいました。

 

初めに、署員の方からお話をうかがい、その後、実際に消化器を使っての消火訓練。

これは、職員代表が行いました。子供達は、燃えさかる火に驚いたり、それを消化器の泡で吹き消すシーンを見て、「ウワーッ」と声をあげたり、「くさいよ~」と言ったりと、「火が燃える」ということを、目や体で感じる体験をしました。

その後、消防車の前でクラスごとに、記念撮影。滅多に近くで見ることのできない消防車の前での記念撮影は、いい思い出になりました。

といっても、ホントに間近で消防車を見るような事態になったら、大変です。

今日の体験で、消防車のかっこよさだけではなく、火遊びをしてはいけないことや、火の恐ろしさを、肌で感じてくれたらと思いました。

最後に、消防署のカッコイイお兄さん達(?)に、「ありがとう」のお礼を言い、今年の避難訓練は、無事終了しました。

                           草間千枝:記

日本人って何ですか?

2010/02/24

この質問に答えられますか?イギリスの学生にイギリス人って何ですか?と聞くと、「イギリス人とは、ジェントルマンシップを持っていることです。」と誰もが答え、フランスの学生に同じ質問をすると「ボンサンヌ(良識)を持ち、フランスの文化や伝統について深い理解力を持っている、これがフランス人です。」と答えるそうです。日本人って何?の質問には、

「わたくしたちの命の原因が太陽だと知って、その太陽に感謝して、太陽のように丸く、明るく、豊かに、元気に生きる、これが日本人です。」と自信を持って答えたいです。これは、心の教育に力を注がれている境野勝悟氏の言葉です。

昔から日本人は太陽を崇めていました。天照大神として神話にも出てきます。アメリカ人のラフカディオハーンは、民俗学の調査のために日本の出雲に来て、日本人は毎日日の出に手を合わせている光景を見て、なんとすばらしい国民だろうと感動し、日本に帰化し、日本人を妻にした方です。それほど日本は諸外国からすばらしい国と多くの外国人から褒め称えられていたのです。日本人の祖先は、命の元は太陽だということから「日の本」という言葉が生まれたそうです。「日の本」が「日本」と言う国名になり、国旗までも太陽にしてしまったのは凄いですよね!だから、こういうすばらしい日本にもっと誇りを持っていきましょう。西洋かぶれしないよう、英語よりもまず、正しい日本語をしっかりマスターすること、日本人とは何か?にしっかり答えられる日本人にならなければならないと思います。

食育講演会

2010/02/22

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今日は、生ゴミ先生(吉田俊道氏・長崎在住)にご来園いただき、昼食後、年長児が家庭より持ち寄った生ゴミを、ぬかとEMボカシを混ぜて畑作りをしました。“菌ちゃん”の話、野菜の生長点やバリアの大切なことなど、子どもでもわかりやすく説明をしてもらいました。その後の13時半~15時50分まで、保護者・一般向けの講話がまた目からウロコのお話をいっぱいいただきました。パンではなくご飯と味噌汁を毎日食べるだけで、集中力をつけ体温が上がるなどの、興味深い話が盛りだくさんな上、ユーモアたっぷりでとても盛り上がりました。微生物の大切さも実感しましたね!とにかく元気に生きられなければ楽しくありません。元気な元は命をいただくこと、感謝を忘れないこと・・。元気野菜作り、元気な人づくりの輪をもっともっと広げていきたいです!

それから、年長児の畑作りの時間、ふたば幼稚園さんのご好意で、昨年も来ていただきましたが、“桜前線”さんの絵本の読み聞かせを30分、ばなな組・年少・年中さんが聴くことができました。『フランダースの犬』ほか2話、絵本や素話、子ども達はとても静かに聞かせてもらったようです。職員は感動の涙を流してしまったとか・・・。今日は22年2月22日、子どもにとっても保育者にとっても内容の濃い一日でした!

ひとりひとりの遊びを充分に!

2010/02/22

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ハイハイやつたい歩き、そして歩行へと、今の時期は、それぞれの成長と共に、遊び方も、一人ひとり違って、興味のある遊びに集中しています。

それでも、おままごとのキッチン台や、手作りのおもちゃなど、お気に入りの遊びを見つけると、楽しそうに遊んでいる姿が見られます。

「一人ひとり違っていて、みんな一緒」という意識も大切にしていきたいです。

                                   苅部とも江:記

わかちもつ(保育の共有)

2010/02/19

昨日、全国私立保育園連盟の冊子を読んでいたら、「保護者との保育の共有」というテーマで、私の知っている園長が書いた提言文がありました。そこで、『子どもとことば』(岩波新書)岡本夏木氏が、“わかちもつ”という素敵なことばを使っていたと紹介していました。家庭と保育園に居場所をもつ子どもの一日を、保護者と保育者は分担しています。それはまさに分けて持っている(担っている)んですよね。保育者と保護者がお迎えの際にちょっとの時間でも立ち話をします。そこに保育の共有があり、さらに共有を“わかちもつ”ことでコミュニケーションがとれ、人間関係も深まっていくでしょう。子育ての楽しみや大変さを“わかちもつ”ことも大事ですよね。毎日スタッフが子どもの様子を“おしらせ”でお伝えしていますが、このブログも“わかちもつ”ことに一役買っていると思っています。

これからも何か感じたことがございましたら、良いことばかりでなく、勿論悪いこともどうぞご意見をいただければ幸いです。もっともっと“わかちもつ”ことをしていきましょう!

“わかちもつ”なんて素敵なことばを教えてくれた、知人園長に思わず電話をしてお礼を言ってしまいました!