ふるさとだより

初午ーすみつかれ作りー

2010/02/01

cimg7288今日は初午。2月初めの午(うま)の日で、稲荷の祭日でもあります。大抵は節分の後ですが、今年は節分前になりました。当地では、初午に、“すみつかれ”と“お赤飯”をわらで編んだ「つとっこ」にいれて、お稲荷さんに参拝することが慣わしになっています。・・なので、年長児は1日の月次祭(ツキナミサイ)に9時から参列し、帰りにたきぎを集めてきて、9時半よりスミツカレつくりに精を出しました。身支度も堂に入ったもので、さっとエプロンと三角巾を身に着けていました。スミツカレは、大根・人参を“鬼おろし”でおろしたものに、大豆(本来は節分の残りの大豆を使います)や鮭、油揚げ、酒粕、などを加えて煮、お醤油や酢等で味付けした保存食です。各家庭によって味付けは様々です。初めて見る方はきっと「これ食べ物?」と驚くかもしれませんが、食べてみるととても美味しく栄養価の高い郷土料理です。下野の国で生まれたので、「しもつかれ」と言いますが、当地では訛ってスミツカレとなったものと思われます。このスミツカレは、今日のおやつの一品となります。日課の参拝ですが、今日は拝殿奥にあるお稲荷様にもお参りしてきました。・・・年長児が大活躍でしたが、その様子は明日詳しくお伝えします。

子育てメッセージ ーその10-

花も虫も友だち  一緒に遊んでくれるものは  みんな友だち

子ども時代にしか感じることのできないものがあります。それは、人間が本来もっていた、自然に対する畏怖や畏敬の念と共通する感情なのかもしれません。子どもの表現は、子どもにとっては真実表現。だから、いつも真剣なまなざしです。真剣な表現は、真剣に受け止めてあげたいですね。

 

 

 

 

 

今日は2月1日。