2009年 12月

22日は、冬至ですね・・・

2009/12/16

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 今年の園庭の柚子は、本当に見事です。裏手にもありますが、これもまたすごい!

 19日の土曜日には、保護者の方のお手伝いをいただき、「柚子落とし」をします。しかし、この芳しい「柚子」には、ものすご~いトゲがあるんですねぇ~。枝の込み入ったところや高いところは、まったく手が出せず・・・。

 22日が「冬至」なので、前日の21日には、子ども達に柚子を持たせます。柚子湯であたたまってね!と・・・。保育園では、当日がクリスマス会になるため、前日のメニューに、「こんにゃくの柚子味噌」「かぼちゃがゆ」を入れてみました。こんにゃくやかぼちゃを食べる・・・こんな昔からの習慣!子ども達に伝えていきたいものです。

                                          箱守 記

お米の意味

2009/12/15

日本人は、はるか昔からお米を食してきました。漢字が伝わる以前から、稲は「いね」と呼び、米を「こめ」と言ってきたようです。日本の言葉には“魂が宿る”と言って『言霊』(ことだま)というものがあります。・・・例えば「稲」の「い」は「命」を、「ね」は「根っこ」を表していると言われています。ということは、「いね」とは「日本人の命を支える根本の草」と言えます。それでは、「米」の「こ」は物や願いを込めたり、これらを凝固すると言うことであり、「め」は「恵み」という意味でもあるそうです。つまり「こめ」は「命の恵みがいっぱい詰っている食べ物」ということなんですね。又は、「こ」は「子ども」であり、「め」は次から次に芽を吹くという意味もあるとも言われています。

日本民族が「こめ」を食べ続けることによって次々に元気な「子(こ)」どもが生まれ、家は勿論日本の国が次から次に「芽(め)=成果や実績」を出してどんどん栄えていくと言う願いも込められているのでしょう。

ちなみに頭部に“コメカミ”と言う場所がありますね。これは米を噛むと動くということらしいですよ。パンカミではないですよね。だから日本人はお米を食べよう!と言うことかもしれません。日本語ってすごいですね! 

元気、元気

2009/12/15

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寒い日が、続いている今日この頃。でも、いちご組さんは、寒さに負けず、毎日、午後からの外遊びを楽しんでいます。参拝をして、ご近所の犬さん達にご挨拶の散歩コース。園庭では、大好きなすべり台に夢中です。順番守って、ちゃんとすべれるよ。

身土不二(しんどふじ)

2009/12/14

4月に当園で“牛乳は悪い飲み物”等の講演をして下さった真弓定夫先生の著にもありますが、先生は、「日本人はカタカナの食べ物は食べない方が良い」ともおっしゃっています。ハンバーガー、ホットドッグ、コーラ、プリン、ポテトチップス・・・・などなど。これらは外国から来た食べ物です。これらは食べると身体に悪いと言うより、“人間をはじめ全ての動物は、他の土地から食べ物を持ってこなくても、自分の生まれた土地や生活している地域で生きていける様に、一番ぴったりの食べ物を神様が用意してくれている”んです。このことを“身土不二”と言います。つまり、野生の動物がそうであるように、“人間も自分の住んでいるところのものを旬に食べなさい”ということです。旬とは、食べ物が一番美味しくて最高に栄養がある季節のことです。

身土不二を当てはめて生活するなら、外国のものを輸入してまで食べる必要はないし、冬にアイスクリームを食べたり、メロンやトマト、きゅうりといった季節はずれの物を食べる必要もないのです。それを無視して好き放題をしていると、やがて病気になる・・・。ということだと思います。

アメリカインディアンのホピ族には“大人は常に7代先の子孫への影響を考えて行動せよ”という教えがあるそうです。私達はとてもそんなことを考えたことはありませんよね。しかし、畑に一度農薬を使ってしまうと、数年は無農薬で作っても、農薬は抜けません。7代先までは考えられなくても、せめて孫や曾孫のことまでは考えられますよね。私達の身体は天からの授かり物です。大切に使って、できるだけ良い状態でお返しできるようにしたいですね。 

「自分で!」2

2009/12/14

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大好きな外あそびの後は、お待ちかねのおやつの時間!! おやつの前に、お洋服のお着替えです。ここから「いただきます」までは、「自分で!」がたくさんの時間になります。

①帽子をロッカーに入れる ②ズボン・オムツをぬく ③トイレへ行く ④洋服をぬく ⑤着替える ⑥手を洗う ⑦タオルをしまう ⑧お絞り・エプロン・コップの袋を持って、席に着く

はぁ~・・・書き出してみると、意外とたくさんありますよねぇ(^^;)  4月は、ほとんど(帽子のかたづけ以外)が、職員の手で行なっていたことも、「これもできるかな?」の問いかけに「できるよ」と、自信満々でやってのけてきた子ども達・・・。少しずつ、自分でやれることが増えてきました。今では、「もぉ、終わったよ」と、机でみんなで歌をうたっておやつの到着を待つ姿もあります。

洋服をぬくのだけがまだ難しく、「バンザイ、やって」とヘルプがかかるものの、中には「お家でやってるよ」「見て」と、やって見せてくれるお友だちもいます。

言葉も増え、やる気満々! ここのところ、何にでも興味を持って積極的に取り組んでいます。 時々張り切りすぎたり、はしゃぎすぎたり・・・とヒヤッとする場面も多く、目が離せません(><)

でも・・・このままパワフルな子ども達と、これからたくさん予定されている年末の行事を楽しんでいきたいとおもいま~す♪          亜紀子:記