インフルエンザが流行っても罹る人と罹らない人がいます。罹っても軽く済む人、重症化する人がいます。癌に罹る人、罹らない人がいます。こうした違いは「免疫力」の違いによると言われています。
それでは免疫力を高める生活習慣は、①早寝早起き②体を温める③ストレスを溜めない④口呼吸しない⑤手洗い・うがい。 などに気をつけましょう。
それでは、免疫力を高める食とはどんなものでしょうか。食の前に、免疫力の担い手は「白血球」と言われるくらい大事だそうです。白血球は「日頃、見慣れない敵」が存在しないか、全身をパトロールしてくれているのです。
この白血球を活性化させて「免疫力」を高める栄養成分は、いろいろあるそうですが、際立った効用を持つと言われるものを紹介したいと思います。
今回は先ずその1つを。乳酸菌は、糖質を分解して乳酸や酢酸を作り出す菌の総称で、ビフィズス菌、クレモリス菌など現在350種類以上が発見されているそうです。乳酸菌はインターフェロン(免疫力は白血球の「活性力」で、白血球は多くが休眠しているが、休眠から目覚めて活性している白血球が多い人ほど免疫力が強いそうです。その休眠から目覚めさせて活性させる物質がこのインターフェロンだそうです。)を増やして「免疫力」を高め、癌やリウマチ、アレルギー、アトピーを改善することが知られているそうです。が、それは乳酸菌そのものの働きではなく、乳酸菌の細胞壁に含まれる「グリカン」や「リポタイコ酸」等の多糖類によるものであることがわかっているそうです。従って、免疫力を高めるには、生きた乳酸菌にこだわる必要はなく、粉末ヨーグルトなど、濃縮された死菌を食べる方が高い効果があるとされているそうです。