ふるさとだより

ふるさと博物館

2009/10/13

只今、下妻の童謡運動と門井八郎の企画展開催中(今月5日まで)です。わらべうた・遊びランドの提唱者、門井八郎さん(作詞家・主なものに、「赤いグラス」「チャンチキおけさ」「船方さん」他近隣の小学校の校歌を多数作詞)のことや、明治時代騰波ノ江小学校は文化の高い学校で、「母ちゃん」と題した作文(荒井富子さん作?)が日本一に選ばれ、その副賞として贈られたピアノも展示されています。わらべうた・遊びランドの約20年の足跡がよくわかる展示で、発足から一応役員として関らせていただいてきたので、昨日懐かしく観て参りました。

それから、10日の『常陽リビング』に、横瀬またきちゃんのお祖父ちゃんの横瀬隆雄さんの記事がトップに掲載されていました。つくばね詩人横瀬夜雨の研究ではダントツの第一人者です。夜雨は大宝小学校の校歌の作詞をしています。明治~昭和初期にかけて、騰波ノ江は勿論、大宝も文学的に豊かな地であったんですね。それにしても横瀬隆雄氏は半世紀にかけて夜雨の研究を続けられて凄いですね!ふるさと博物館には奥のコーナーは夜雨の書簡がずらりと並んでいます。そこで、横瀬氏の編纂された『横瀬夜雨書簡集』も販売されていまっす。・・・余談ですが私の祖父も夜雨の門下生だったんです。もっと夜雨についての話を聞いておけばよかったとちょっと後悔しています。今は亡き祖父、後悔先に立たず・・です。