子どもたちの様子

「みんなで 食べる」ことの学び

2009/08/12

dscf03711dscf03701昨日のおやつは、「カレーつけめん」でした!いつもは、煮込みにしてしまうのですが、今回は、ちょっと目先を変えて、お友達と一緒にうどんをとりながらつけて食べました。「おうちみたいだねぇ~」と・・・いつもより、お箸も進み嬉しそうでした。「ほら、残ってるよ!」と、お友だちに声かけたり、「とってあげようか?」との気づかいをしたり・・・。いつもは、自分のお皿のものを食べながらの食卓ですが、今回は一つのものをみんなで食べる食卓!いろいろ子どもなりに考えながらの「おやつ」だったのかなぁ~と思います。食事は、ただ食べて体をつくるためだけのものではなく、お友達への気づかいや、一緒に食べる楽しさ・喜びをを知らせてくれるもの・・・ということを、子ども達を見ていてあらためて大切なもの!と感じました。だから、私達大人はおろそかにしてはいけないんですね。

 もう一つ・・・めろんぐみでのおやつのこと・・・。職員が運んでいる途中にワゴンを倒しそうになり、うどんが半分と食器を落としてしまったのです。報告を受け「困ったなぁ」と、お部屋にいってみたところ・・・子ども達が口々に「だいじょうぶだから!まちがっちゃったんだから!**さんは、悪くないんだから!」というのです。いつもやんちゃの男の子達が先立ちでかばったのです。思わず子ども達の心の育ちに感激してしまいました。「わかったから・・・だいじょうぶだよ。うどんは、みんなで分け合って食べようね!」と。日々の生活の中でこんな思いやりが育っているんですね。いろいろなことを子ども達から教えてもらった一日でした。                           箱守 美智子   記