1.オムツを替えるときは視線を合わせ声をかける(親の表情を見て声を聴いている)。2.いないいないばあは1日に5回以上やる(視線を集中させる)。3.カラフルな子供服を着せる(色彩感覚を身につける)。4.なるべくおんぶする(親と同じ目線を体験させる)。5.幼児語を使わない(正しい言葉を覚え直すのは二度手間)。6.箸や鉛筆などはいきなり持たせず、正しく使っている姿を何度も見せる(親の真似をさせることが、脳のミラーニューロンを刺激する)。7.どっちが好き?と質問する(頭を使って決断させる訓練をする)。8.お風呂の時など、十から数を減らしゼロまでカウントダウンする(ゼロという数学的な観念を知る)。9.親がストップと言ったら行動をやめる訓練をする(これを覚えることにより危険回避行動を養う)。10.ガラガラはゆっくり動かして使う(幼児は早い動きは認識できない)。11.できるだけ多くの匂いを嗅がせる(いい匂いもいやな臭いも。感情(脳)に作用する)。12.紙をたくさん破らせる(新聞紙などできるだけ細かく。手先の器用さと物質の構造を理解する能力を養う)。13.タオルやハンカチを三つ折りにたたませる(四つ折りは簡単だが、三つ折りは目安が必要なので、物をよく見て計算する能力が養われる)。
この教育は、子どもの脳の発達に効果があることが、夫(久保田競氏)の大脳生理学の研究により実証されているそうで、78歳のカヨ子氏は、日本の育児再興に熱い思いを懸けておられます。できるところは即実践しましょう。